韓国で新羅時代の「コーンヘッド」頭蓋骨が発掘され衝撃広がる! 日本人の遺骨の可能性も?
太古の昔から、人類は頭の形を気にかけてきた。地球外生命体と出会い、それを神として認識した人類が、大きく後ろにせり上がった頭に神秘性を見出したとする説もある。しかし、私たちがこれほどまで頭の形を気にかける本当の理由は、今もわからない。いずれにしても、意図的に引き伸ばされた古代人の頭蓋骨が出土しているうえ、現代に至っても頭の形に悩む人がいるという現実がある。
さて、人種によって頭部の幅と長さの比率が異なる原因も未解明ではあるが、“絶壁頭”という言葉もあるように、特に日本人を含めた東アジアの人々は短頭傾向にあることが知られている。ところが今回、韓国で発見されたのは、なんとヨーロッパ人やアフリカ人のように後頭部がせり出した、長頭の女性の頭蓋骨だという。
■絶壁頭だらけの韓国に長頭の女性がいた?
今月21日、科学サイト「Live Science」が報じたところによると、これまでの定説を覆すような長頭の女性の頭蓋骨が出土したのは、かつて新羅王国(紀元3~10世紀)の都として栄えた慶尚北道南東部に位置する慶州市だ。新羅時代の遺跡を調査していたソウル大学医学部の生物人類学者シン・ドンホン博士が、良好な保存状態の女性の遺骨を発掘したが、その頭蓋骨が不自然なほど大きく後ろにせり出していることに気づいたのだ。
女性の頭蓋骨の長さに対する幅の比率(頭示数)は75%であり、これは明らかに長頭に属する。しかし、現代の韓国人では同値が85%前後を示すため、これは明らかに奇妙な事態だった。しかも、装具のようなもので意図的に頭蓋骨を引き伸ばした痕跡も見られない。
その後、遺骨のミトコンドリアDNAや炭素同位体の分析により、いくつかの事実が浮かび上がってきた。女性は30代後半で身長155cm、仏教の厳しい戒律によるものかは不明だが徹底した菜食主義者だったという。さらに現代の韓国に、女性と数多くの遺伝子を共有する人々が暮らしていることも判明。3Dモデリングにより生前の姿も再現されたが、その顔は典型的な東アジア人。つまり、この女性が東アジア以外の地域にルーツを持つとは考えづらいのだ。
まさか過去の韓国人には、ヨーロッパ人やアフリカ人のような長頭が多かったのか? それとも今回の女性は「コーンヘッド」、すなわち地球外にルーツを持つ存在が人間に擬態していたのか!? 確かなことは何もわからない。これを報じた海外メディアの多くも、それ以上の憶測を避けている。しかし、トカナ編集部がひとつの可能性として提示したいのは、長頭の女性と「日本とのつながり」なのだ。
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2024.10.02 20:00心霊韓国で新羅時代の「コーンヘッド」頭蓋骨が発掘され衝撃広がる! 日本人の遺骨の可能性も?のページです。韓国、コーンヘッド、倭国、新羅、短頭、長頭などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで