不気味な「黒づくめの集団(MIB)」が米国の道路に頻出! 警察「本気で調査する」

 メン・イン・ブラック(MIB)といえば、映画「メン・イン・ブラック」を思い浮かべる読者も多いのではないだろうか。黒いスーツに身を包んだエージェント“K”と“J”の印象的な姿は人気を博し、現在3作目まで上映されている。

 しかし、メン・イン・ブラック(黒衣の男)は映画の中だけの存在ではなかったのだ! 6月22日付の「Daily Mail」は、”リアル”・メン・イン・ブラックの目撃情報が米国で急増していると伝えている。TwitterやFacebook上で多くの情報が飛び交い、今現在も新しい目撃情報が報告されている。ことの重大さを鑑みて、地元警察も本気で調査に乗り出しそうだ。


■道路に飛び出す黒い物体、白衣の集団も?

 黒衣の男が最初に目撃されたのは、アイオワ州東部マスカティン郡の道路上である。目撃者の一人、ストロング氏はFacebook上で当時の様子を報告している。氏は6月12日深夜2時ごろ、イリノイ川に平行する道路オギルビー・アヴェニューを車で走行していたところ、黒づくめの“何か”を目撃したそうである。氏によると、単体ではなく複数人であったという。

 さらに翌日、別の場所でも、同様の集団を目撃しているというのだから、「たまたま黒い服を着た人が道路上を歩いていた」という以上の何かがあることは間違いないだろう。

 黒づくめ集団は、道路の真ん中に立っていて、車に近づいてきたそうだ。車が通り過ぎたあとも、その場に立ち続けていたという。別の目撃情報では、道路に飛び込んできたり、道路脇でただ立っているだけだったりと、行動パターンは様々だ。

 ストロング氏は、黒づくめ集団と遭遇する数日前から噂を耳にしていたというが、なぜなら同様の目撃情報が3、4週間以内に続々と報告されていたからだ。その中でもトラヴィス・ライルズ氏が遭遇した黒ならぬ「白衣の男」は更に奇妙だ。

 ライルズ氏は、6月15日午後10時30分頃、妻と義理の母を乗せて同じくマスカティン郡内の高速道路を利用し家路を急いでいた。

「白塗りのメイクか、薄くて白いマスクをした全身白装束の誰かが立っていました。道路脇に寝転がり、親指をつき立てていました」

 ライルズ氏は、「最初はマネキンかと思った」が、後で気になって戻ってみると、そこには何も無かったそうである。黒衣の集団との関連性は分からないが、静かな都市は突如現れた奇妙な集団に動揺を隠せないでいる。

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