ポケモンGO、韓国の若者たちが狂ったように殺到する“謎の地域”とは?
7月22日に遂に日本でも配信された、スマートフォンアプリ「Pokemon GO」。DL数は1億を超え、世界中を巻き込む一大ムーブメントとなっている。しかし、韓国はGoogleに地図情報を提供していないため、「Pokemon GO」の対象区域から外れることが決定していた。だが、北朝鮮との国境に近い東海岸沿いのソクチョ、そしてプサンの北東に位置するウルサンでポケモンが発見され、韓国の若者達がこの二箇所に殺到しているという。対馬やプサンが対象区域から外れたというのに、何故この二箇所で遊べるのかは皆目見当もつかないが、早速日本から比較的行きやすいウルサンのポケモンスポットに行ってみた。
ポケモンスポットとなっているのは、ウルサン市の南東に位置するカンジョルゴッという岬。普段は静かな避暑地として知られているが、人で溢れかえり最早車も通行不可能。全体的にやはり若年層が多めだが、子どもと一緒に来たお父さんお母さん達も、一緒になってせっせとポケモンを捕まえていた。
実際に「Pokemon GO」を起動してみると、確かにポケモンの存在を確認できる。早速ポッポ、キャタピー、そしてボニータを捕獲。
岬には「世界最大のポスト」が観光スポットとして設置されているのだが、そこは見事ジムに。ポストの麓では大勢の人々が自慢のポケモンを戦わせていた。
予想される混乱を未然に防ぐため、自治体は給水所やスマートフォン充電所を設置。更に、複数の携帯電話会社が臨時で電波中継車を出動させ、概ね韓国では「Pokemon GO」に対しては歓迎の姿勢を見せている。数軒あるカフェやレストランへの客足も途絶えることがなく、カンジョルゴッ周辺は完全に「ポケモン特需」に湧いている状況だ。原爆ドームやアウシュビッツ収容所などが、ポケモンを出現させないように依頼するなど、必ずしも全方位から歓迎されているわけではない「Pokemon GO」だが、今の所対象箇所が二箇所に止まっていることも手伝って、トラブルの話は聞こえてこない。連日韓国国内のテレビやネットニュースでも報じられており、今後益々ポケモンスポット周辺は賑やかになることだろう。
(文=カルロス矢吹)
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2024.10.02 20:00心霊ポケモンGO、韓国の若者たちが狂ったように殺到する“謎の地域”とは?のページです。韓国、カルロス矢吹、ポケモンGOなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで