勇敢な犬が巨大ビッグフットと接近遭遇?GoProで激写することに成功=米オレゴン州

 イギリス、ネス湖のネッシーやヒマラヤ山脈のイエティなど、依然として正体が明らかになってはいないが、目撃情報が絶えないUMA(未確認生物)の中でも、アメリカ・カナダの山岳地帯に生息しているとされるビッグフットは最もポピュラーな存在だと言えるだろう。


■山岳レース中に犬がビッグフットに遭遇?

勇敢な犬が巨大ビッグフットと接近遭遇?GoProで激写することに成功=米オレゴン州の画像1画像は「Wikipedia」より

 その体長は2.5~3mで、35~40cmという大きな足を持ち、二足歩行する全身が長い毛に覆われたビッグフットの目撃数はこれまででなんと2500件を越えている。

 最近ではカメラの小型化・高性能化に伴い多くのビッグフットを捉えた写真や動画がインターネットに投稿されているが、今回は現代テクノロジーが可能にした何やら不思議なビッグフットの映像を紹介したい。山を散策中の人間がビッグフットに遭遇し驚きながらもカメラを回して、その姿を捉えた映像はよく見られるが、今回の撮影者はなんと犬である。

 この映像は2015年8月に撮影されたものだが、それ以外に分かっていることはそれほど多くない。オレゴン州では毎年8月末に「フッド・トゥ・コースト」というランニング・リレーが開催される。オレゴン州最高峰のマウント・フッドから海岸線の街シーサイド市までの318キロ36区間を12人で一昼夜かけて走るこのレースに、問題の動画の投稿者はボランティアとして参加していた。

 ボランティアグループがレース前に山間部のコースを確認していた時に、その中の1人が犬に人気アクションカメラ「GoPro」を装着し、問題の映像が撮られたようだ。散策中の動画投稿者や他のボランティアは、ビッグフットらしき生物を目撃していないとみられる。

 映像を見てみると、首の後ろ辺りにカメラを付けた犬が山道を進みながら、ふと首を右に向けた刹那、山道の先で黒い生物が右から左へ横切る姿を確認できる。映像が短く、また犬とその生物との距離がそれなりにあるため、あまりはっきりしたことは言えないが、熊とはシルエットが違うように見える。頭が小さく、足が長すぎる。身長を推定する術はないが、やはりこれは大型類人猿ビッグフットなのだろうか。

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