太陽系の端で発見された“ありえない”物体「ニク」
新惑星か、超巨大UFOか!? 太陽系の最果てに“色々ありえない”天体「ニク」が発見される!!
太陽系の端に、謎の物体が見つかった。8月5日、米コーネル大学が運営する学術論文サイト「arXiv」で驚愕の論文が発表されている。それによると、太陽系のもっとも端に位置する海王星から少し離れた軌道上に、科学的に説明することができない奇妙な動きをする物体が存在しているというのだ。

■公転方向が真逆、超反抗的!
太陽系の8つの惑星は、もともと太陽の周りを回転するガスやチリから生まれたという経緯上、公転方向がすべて一致しており、その軌道もほぼ同一の平面内にある。しかし、今回発見された物体の軌道は、その平面上に存在しないばかりか公転方向も真逆だ。これは、ほかの惑星の軌道に対して90度以上(約110度)傾いた軌道を通っているためだと考えられているが、原因は不明。なお、明るさは海王星の16万分の1で、それから計算すると、問題の物体の大きさは直径200km以下ということになるようだ。
では、この物体は一体何なのか? 学者たちは物体をTNO(太陽系外縁天体、trans-Neptunian objects)に分類している。TNOとは海王星軌道の外側を周る天体の総称であり、かつて惑星とされていた冥王星もこれに含まれている。中国人天文学者によって発見されたため、謎の物体には(公転方向が真逆であることを考慮して)中国語で“反抗的”を意味する「ニク」というニックネームが与えられた。
■太陽系の外側では、理解できないことが起こっている
それにしても、今回発見された物体はほかのTNOと比べて実に奇妙な動きを示す。スミソニアン天体物理観測所の宇宙物理学者マシュー・ホルマン氏は、次のように語っている。
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