おそらく絶対に解決しない10の歴史ミステリー！迷宮の殿堂入り！

2016.09.21 12:00

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4. ケネディを殺した犯人は？

画像は「Wikipedia」より

　これこそ、アメリカ史上最も深い闇をもつミステリーだろう。1963年11月22日、ケネディ大統領はダラスで射殺された。暗殺者の名前は、リー・ハーヴェイ・オズワルド。だが、オズワルド容疑者が、逮捕の数日後、警察署内に侵入したナイトクラブの経営者ジャック・ルビーにより射殺されたことで、一応は決着を見せたはずの事件が迷宮入り事件のように見え始める。その後、数々の疑惑と憶測が飛び交ったが、現在ではコールドケースということだろう。なお、この暗殺事件に関して、2039年に極秘文書が開示されることになっている。

5. カナダ・オーク島の埋蔵金伝説

　カナダ東海岸にあるオーク島は、江ノ島の約1.5倍という小ぶりな離島だ。だが、ここには2世紀前、海賊が財宝を隠したという伝説がある。どうやら、キャプテン・キッドが埋めたらしいのだ。これまでにも何度となく埋蔵金の掘り当てに躍起になった人びとが現れたが、今のところ手ぶらで島を後にしているようだ。ちなみに、この島は個人所有のため、普段は立入禁止となっている。

6. 銅の巻物

銅の巻物　画像は「Wikipedia」より

　1952年、考古学者らにより死海のほとりワディ・クムランにある洞窟の中で、「銅の巻物」は発見された。

　およそ1900年前に書かれたもので、この巻物は薄い銅版に文字を刻み、巻物のように丸めてあったという。なんと、巻物には世界60カ所にある秘宝の隠し場所が非常に克明に記してあったというのだ。

　その後、この物語に惹きつけられた冒険者たちが宝探しに挑んだが、いまだに発見されていない。

　専門家たちによれば、財宝はすでに、文書を解読したローマ軍によりすべて持ち去られたのではというのが有力のようだ。

7. 契約の箱

　シナイ山で、神はモーゼに「十戒」が刻まれた2枚の石板を納めるための箱を作るよう命じたそうだ。そして、アカシア材を使用し、純金で覆ってできた箱こそが「契約の箱」だ。荒野をさまようイスラエル人の霊的支えとなり、祖国奪還に寄与したと伝えられている。

　だが、そんなミラクルな箱も紀元前587年以降は所在不明のままだ。1981年の映画『レイダース　失われたアーク』のヒットで、契約の箱と十戒は、イスラエル以外のどこかに実在するという憶測が再燃し、一説には、四国・徳島の「剣山」の神社の洞穴へと、秘密裏に運ばれてきているのではという説もある。また、次なるメシアが降臨するときに現れるだろうとも囁かれているらしい。