ロンドンの古代遺跡から“中国人”の骨が出土! 古代ローマ世界はハンパなく国際的だったことが判明
■古代カルタゴの工芸品がロンドンの墓地で発掘される
研究者たちは、それらの人骨のDNA解析が人種的ルーツ解明、そしてさらに深い知識をもたらすことに期待している。例えばさらに詳しい解析をすれば、彼らが遠い土地から到着したばかりだったのか、あるいは奴隷としてイギリスに連れてこられた人の子孫で、その土地で生まれ育った人間だったのかがわかるという。
その一例として同墓地で発掘された1人の十代の少女がいる。彼女はヒョウの形に彫った象牙の折り畳みナイフと共に墓地で埋葬されていた。これに似たナイフはカルタゴ(ローマに滅ぼされたアフリカ北岸の古代都市国家)で見つかっていて、彼女の歯のアイソトープ分析によると、この少女は北アフリカで育ち、その後ロンドンに来た(連れてこられた?)ことがわかった。
DNAテストによれば、この少女は青い目で南東ヨーロッパとローマ帝国の端にあったユーラシア大陸にさかのぼる母系祖先を持っていた事が明らかになっている。考古学者は、彼女はローマ帝国とカルタゴ間にあった多くの戦争で奴隷になったのかもしれないと推測する。この少女が生きていた時代のローマ帝国は、まだ二分される前で繁栄の頂点にあったのだ。
ローマの古代墓地で見つかった中国人は、いったいどうやってローマ帝国に行きついたのだろうか? もしかしたら彼らは最古の貿易商だったのかもしれない。さらに詳しい解析結果が待ち望まれる。
(文=三橋ココ)
参考:「Daily Mail」、「The University of Utah」、「BBC」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊ロンドンの古代遺跡から“中国人”の骨が出土! 古代ローマ世界はハンパなく国際的だったことが判明のページです。中国人、古代ローマ、骨、三橋ココ、シルクロード、ロンディニウム、漢王朝などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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