40億年前の火星は超絶美しい惑星だったことが判明!古代火星文明を裏付ける証拠となるか!?
人類未踏の地、火星。酸化鉄に覆われた赤い荒野が広がるこの惑星には、かつて豊富な水が存在していたことをご存知の方も多いだろう。およそ40億年前の火星が辿った新たな歴史を今回NASAの研究チームが発見したと「SPACE.com」が報じている。
■10億年間、火星には水が存在していた!?
地球では最初の単細胞が誕生したとされる40億年前、火星は暗い宇宙に浮かぶ水をたたえた美しい惑星であったという。現在の姿から想像もできないほど潤ったその地表には、北極海よりも大きく、地中海よりも深い海があったことがこれまでの研究で判明している。
その海の大きさは火星のおよそ20%を占めるほど広大であったと考えられており、このことから火星は水の恩恵を受けた豊かな環境があったと推測されている。
しかし、それだけ豊富な水がいつ、どのようにして消滅したのかはいまだ謎のままであり、今後火星への有人探査をするうえで重要なポイントであったが、今回NASAの研究チームが「火星では20~30億年前までは水が存在していた」と発表。およそ10億年もの間、火星には豊富な水が存在していたことが新たに判明したというのだ。
■火星には五大湖よりも大きな湖があった?
今回新たな説を発表したNASAの研究チームは、火星表面にある22個のクレーターに注目、その年代を調べることで火星が水を保有していた期間が判明したという。
また研究チームは盆のようにくぼんでいるクレーターも発見しており、この形から「ハートレイク」と名づけられたこのクレーターは、古代火星時代には大きな湖であった可能性が高いと主張している。その証拠として周辺には「小さな湖」や「川」といったハートレイクに向かい流れる水の痕跡が発見されており、このことからハートレイクはかなりの水量を保有する湖であったのではないかと推測されているのだ。
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