空を浮遊する謎の「修道士」が激撮される?回転しながら移動… 目的・正体いっさい不明=ロシア
■永遠に生き続けるエネルギー体!?
世界的UFO研究家スコット・ウェアリング氏も、謎の飛行物体を自身のブログ「UFO Sightings Daily」にて、コメント付きで紹介している。氏は、このヒューマノイド型飛行物体の正体について、撮影地周辺で暮らす修道士である可能性を示唆。また、飛行する様子が、一部のエイリアンとよく似ていることを指摘しながらも、その正体については測りかねている様子だ。
「例えばですが、エネルギー体は足などを持たずに、移動することができます。彼(このヒューマノイド型飛行物体)は人間であったことはなく、そのため死ぬこともなく永遠に生き続け、自分の町であるサンクトペテルブルクを見守っているのかもしれません」
肉体を持っているわけでも、死後の霊のようなものでもないということだろうか……。いずれにせよ、ウェアリング氏でさえ即断できない程に、謎に満ちているといえるかもしれない。そして、肉体を持たない可能性を指摘している点は注目すべきで、空から聖なる存在が降臨したという100年程前のあの事件を連想させるではないか。
1917年、ポルトガルのファティマに暮らす3人の牧童の前に、聖母が姿を現した。天国から来たという聖母は、その後も毎月13日に降臨し、予言や奇跡を行ったとされている。噂は広がり、最後となった7回目には、7万人もの聴衆が集まったといわれているが、懐疑論者も含めそこにいた全員が、奇跡を目撃したというのだ。突然雨が止むと、太陽が回転しだし、光の矢を放ち、7色に光る発光体が降りて来たのだそうだ。しかし、目撃していない者にとっては、にわかには信じがたく、集団ヒステリーや捏造を疑う声も多い。
今回、報告されたヒューマノイド型飛行物体はファティマの例のように奇跡を起こしたわけではなく、その正体について、現段階ではっきりしたことは言えない。しかし、人類が知る物理の法則を超越する存在が、姿を表すということがあるのかもしれない。それを目の当たりにした人間にとっては、まさに奇跡以外の何物でもないだろう。謎に満ちたフライング・ヒューマノイドについて解明される日が来ることを願いたい。
(坂井学)
参考:「UFO Sightings Daily」、「YouTube」、ほか
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