ロシア地底で“ノアの大洪水”の証拠を発見?世界一深い穴の下から「大量の水」と“地獄に通じる穴”の謎とは?
■多くの科学的発見をもたらした世界一深い“穴”
ところでこのコラ超深度掘削坑計画は、地下12kmを超えた地点で想像以上の高温(地温180度)に遭遇し、残念ながら1990年代に中止されてしまうのだが、他のいくつかの発見ももたらしている。
科学的な見地から述べると、発掘チームはそれまでは存在し得ないというのが通説であったヘリウムや水素、窒素、二酸化炭素の層が地球内にあったという重要な発見をした。また地下6.7km以深で花崗岩の中に埋れていた多種類の単一細胞プランクトンの化石を採取。これらは地面より奥深い場所の高い圧力や高い温度のおかげで保存された有機炭素や窒素に覆われていたため、非常に良い状態であったという。こうして地球物理学に多くの情報をもたらし、地殻の化学成分と地殻上下部の違いについての実態が判明したのである。
素晴らしい技術的・科学的な偉業を残した一方で、掘削施設の閉鎖については現在に至るまで根強く残っている噂もある。本当の原因は科学者らが「地獄に通じる穴を開け」てしまい「苦痛にうめく魂の叫びを聞いて」しまって恐怖を感じてしまったために中断したというものだ。
コラ半島の他にも地球上には地下へと続くミステリアスな巨大掘削現場が存在しているのだが、アラスカ・フェアバンクスにある油田ではあまりに深く地下に穴を掘ったために地獄からサタンが地上へ登ってくる道を開けてしまった、と言われているらしい。
作業に関わっている主要石油会社の現場監督が、なんと実際にサタンを目撃したとコメントしており物議を醸したようだが、インタビューによれば「白熱した炎が膨らみ、瞬く間に空は暗くなり奇妙な雲が垂れ込め、周囲が抗し難い邪悪な気に満ちた」と語っており、現場にいた人々は皆、数分立ちすくむしかなかったそうである。
ノアの洪水説がもし真実だとしたら、同じく旧約聖書に記述されているサタンもひょっとしたら……?
(文=Maria Rosa.S)
参考:「Express」ほか
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2024.10.02 20:00心霊ロシア地底で“ノアの大洪水”の証拠を発見?世界一深い穴の下から「大量の水」と“地獄に通じる穴”の謎とは?のページです。聖書、穴、ノア、洪水、Maria Rosa.S、地層、箱舟などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで