近親相姦の障害でハプスブルグ家の“顔の●●”が伸びた、学者主張で波紋! 15枚の肖像画が証拠、日本の皇室も…!

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カルロス2世。画像は「Daily Mail」より

 日本を含む世界各地の王族・貴族間で盛んに行われていた近親相姦。一族の純血を守ることがその目的とされていたが、望ましくない結果を生むこともしばしば……。

 この度、遺伝学者らの研究により、ハプスブルク家に見られる典型的な“奇形”が、近親相姦が原因である可能性が極めて高いことがスペインの研究チームによって、明らかになったという。英紙「Daily Mail」(12月2日付)が報じている。

 現在のスイス領内を発祥としたハプスブルグ王家の人物には、特徴的な顎の変形が多く見られる。俗に“ハプスブルク顎”と呼ばれる「下顎前突症(かがくぜんとつしょう)」である。下あごにある歯が上あごの歯全体よりも前に飛び出てしまっている状態で、見た目としては、下唇が上唇よりも前に位置し、顎がビョーンと長く伸びた容貌になる。日本の皇室では明治天皇の父である孝明天皇にこの症状が見られた。

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フェリペ4世(左)、カルロス2世(右)。画像は「Daily Mail」より

 この度、遺伝学者と外科医のチームが、肖像画に見られるハプスブルク家の顎の変形と、家系図を照合、ハプスブルク顎が遺伝的な先天異常がどうか調査した。ハプスブルク家の近親相姦による顎の変形はもはや事実視されているが、実はこれまできっちりと調査されたことはなかったという。

 結果は予想通りのものだった。研究リーダーのスペイン・サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学の遺伝学者ロマン・ビラス氏は、「近親交配とハプスブルク顎には、明らかに積極的な理由があることを我々は初めて示しました」と語っている。

 研究チームは、66枚の肖像画からハプスブルク家出身者15人の顎の先天的変形を発見。最も下顎前突症が顕著だったのは、スペイン・ポルトガル王のフェリペ4世(1605-1665)だった。フェリペ4世の父フェリペ3世は、はとこであるマルガリータ・デ・アウストリアと結婚しており、フェリペ3世の父であるフェリペ2世も父親の兄弟の孫娘アナ・デ・アウストリアと結婚している。相当に“濃い”血筋なのだ。

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