娘の交際にブチ切れた両親、18歳の娘を6年間ボロ屋に監禁! 発見された女の表情が完全にヤバい
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両親が実の子どもを監禁するという虐待事件は、世界中で起きている。日本では2011年に岡山市で、特別支援学校高等部に通う当時16歳だった少女が、実の母親に監禁された末に死亡するという事件が起きた。母親は娘の手足をビニール紐で縛り、約5時間にわたり浴槽内に裸の状態で監禁。結果、少女は低体温症によって死亡した。少女の体には数カ所にアザが見られ、日常的に虐待があったことが証明されている。
また、2015年には大阪でも「娘が太った」という理由だけで、両親が12日間にわたって自宅に監禁するという事件が起きている。両親は娘に1日1食の食事しか与えず、父親に至っては金属棒で娘を殴りつけ、怪我を負わせたという。
そして2009年、中国・湖北省の小さな村でも同様の事件が起きた。当時18歳だったチャン・チーは、好きだった男性との交際を両親から反対されてしまう。反対を押し切ろうとしたチャンは、その後、6年間に及ぶ監禁生活を強いられたという。彼女が監禁されていた環境は清潔とは程遠く、藁が敷かれた小屋の床に、ずっと横になっていたそうだ。実の親からまるで動物のように扱われるチャンを見かねた知人女性が、彼女の写真をネット上に投稿し、ついに明るみとなった今回の事件。2015年、6年ぶりに救い出されたチャンの体は青白くやせ細り、その目からも完全に生気が消えていた。
■トイレに監禁されていたインド人女性
また、インドにも悲惨な監禁生活を送っていた女性がいる。インドではその昔、新郎側が新婦側に“結婚持参金”を要求する習慣があった。1961年に「ダウリー禁止法」が制定されて以降は、持参金の要求が公式に禁止されたが、裏では今だに新婦側への要求が続けられている。2010年には、8,000人以上の女性が持参金の要求に応えられず“殺害された”という。
今回監禁されていた女性も、新郎側の家族への持参金が足りず、結婚直後から夫と義両親からの虐待を受けていた。彼女が受ける虐待は日々エスカレートしていき、最終的には警察に救出されるまでの3年間をトイレで過ごしていたという。食事も夫と義両親の食べ残しを時々与えられる程度だったという。
さまざまな理由によって虐待事件は起きる。また、両親による実の子どもへの虐待行為も相次いでいる。虐待を受けた被害者たちの心の傷が癒えることはないかもしれないが、せめて現在、心穏やかな生活が送れていることを祈りたい。
(文=北原大悟)
参考:「Mirror」、「Daily Mail」、ほか
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