ショック! NYで弾けすぎた日本人女性に遭遇し…! ゆりやんレトリィバァのトラウマ話【インタビュー】
――ニューヨークのどんなところに住んでいたんですか?
ゆりやん ルームシェア先はブルックリンの古いビルでした。若者やアーティストたちがDIYで改装して住んでいて、結構渋いところだったんですけど。私の部屋はマットレス1個分で、カーテンだけ仕切ってるようなスペースで、めっちゃ狭かったです。ルームシェアの仲間はレズビアンのスーパーモデル、オネエ、男性のオペラ歌手と、チャラ男でした。後にそのオペラ歌手もバイセクシャルだと判明しましたが。
――随分と国際色豊かなメンバーですね。それだけ多種多様な人たちと住んでいて、何か困ったことはなかったんですか?
ゆりやん みんなに仲良くしてもらいました。ただ、近くに40代後半ぐらいの日本人のオバちゃんが住んでいたんですけど……。変にアメリカナイズされていて、自由に人の家に入って来るんです。カーテンみたいな布を身にまとって、めっちゃ肌を露出して「アメリカなんだからフレンドリーでいいじゃん」って言うような。私がルームシェアしていた家に入って、勝手に料理を作り始めたり、ティーカップ持ってワインを飲んでるんですよ。
――結構、クセの強いオバちゃんですね。
ゆりやん ある時、家に帰ったらリビングのソファに知らない白人の男性が寝てたんですよ。体にバァーっとタトゥーが入っているような。なんか怖いから、“イヤやな~。でも誰かの友達なんやろなと”思ってたら、例の日本人のオバちゃんが入って来たんです。私はカーテンを閉めて自分の部屋にいたんですけど、リビングでその男性とオバちゃんが喋ってるのが聞こえてて。そしたら、急に“行為”が始まったんですよ。
――それは衝撃的な光景ですね……。
ゆりやん でも、2人が盛り上がってきたところで、オペラ歌手が起床して中断したんです。オバちゃんは「ソーリー」みたいな感じで、恥ずかしそうに帰って行ったんですけど、“そりゃそうやろ”と思って。そんなことあったら、もうこの家来れないじゃないですか。なのに、そのオバちゃんは翌朝になって普通に「グッドモーニング」って。しかも、おにぎりを握って来たんですけど、ナニを握ったか分からん手で作ったおにぎりなんてねぇ……。まぁ、美味しかったんですけど。
――結局、おにぎり食べたんですね(笑)。その白人男性もすぐに帰ったんですか?
ゆりやん いや、帰ってほしかったんですけど、長居してました。事あるごとに家に来ていたので、モデルの子の友達だと思ってたんですよ。でも、ある時「あの人とはどういう関係なん?」って聞いたら、「あんまり知らん」って(笑)。あの出来事は戦慄しましたね。
――ニューヨークっぽいっていうか、日本ではなかなかありえない体験ですよね。現地ではどんな生活をしていたんですか?
ゆりやん 向こうは物価が高いので、お金がなくて苦労しました。一応、番組から支給されたお金でやりくりしてたんですけど、結構キツかったですね。あとはブルックリンで壁に落書きがしてあるような道を1人で歩いてたら、車が通った時に、「シュー」って水鉄砲で頭を打たれたんです。
――え~、いきなり水かけられたら怖いですね。
ゆりやん アメリカだから、余計に怖くて。“なんかかかった!”みたいな。変な液体とかじゃないだけ良かったですけど…。
(次回以降、本当に怖い心霊体験話などを掲載していきます! お楽しみに)
ゆりやんれとりぃばぁ
1990年11月1日生まれ、奈良県出身。2012年4月、関西大学文学部在籍中に、大阪NSC35期生として入学、13年に首席で卒業。ひとり芸日本一『R-1ぐらんぷり2015』に初参加から3年連続ファイナリスト、17年「第47回上方漫才コンテスト」優勝。得意の英語は、友人から教わりながらの独学というのは驚き。もし芸人じゃなかったら、やってみたいシゴトは「ドバイでCA♪」。
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