専門家が選んだ謎すぎる新種生物トップ10(2017年度版)! 414本足、4本生殖器、完全悪魔顔も… こんなの見たことない!!
4. 414本の足を持つヤスデ (学名:Illacme tobini、発見地:アメリカ)
カリフォルニアのセコイア国立公園内の洞窟で発見された。なんと414本もの足と4本の生殖器があり、口のような器官に身を守るための化学物質を吐き出すノズルも持つが、機能や働きについての詳細はまだ不明である。
2006年に発見された、地球上で一番多く足を持つヤスデの一種Illacme plenipes(足は750本)の進化上のいとことして、名前がつけられている。
5. トゲトゲのドラゴンアリ (学名:Pheidole drogon、発見地:パプアニューギニア)
米人気TVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場するドラゴンを彷彿させる外見にちなみ学名がつけられた。アリの背中や肩の筋肉が極度に発達して大きな頭部を支えており、独特のトゲがある。
日本の沖縄科学技術大学(OIST)の学者らにより発見され、通常の写真やイラストによる記述と異なり、X線マイクロトモグラフィーという最新の3Dイメージング技術を使用して3D標本で発表されたことも話題となった。
6. 水玉模様の淡水エイ (学名:Potamotrygon rex、発見地:ブラジル)
発見時の個体の大きさは111センチ、重さ20キロ。大型なため、rex(王の意味)と名付けられる。
黒~黒茶系の表面に、明るめの黄~オレンジ色の斑点があり、この新種発見により新熱帯区(南米大陸及び中米)の魚類にまだまだ研究の余地があることが判明した。
7. 水陸両生の猛毒ムカデ (学名:Scolopendra catarcta、発見地:タイ)
体長約20センチ。世界で初めて発見された水陸両生のムカデで、動きが素早く泳ぎが得意。
40本の長い足と緑っぽい黒色の体は、昆虫学者でも「不気味」というほど。夜間に獲物を求めて川辺付近を徘徊しているのでは、と推測されている。
8. カットすると“出血する”トマト (学名:Solanum ossicruentum、発見地:オーストラリア)
語源はラテン語の「骨」、「血まみれ」から。直径は1.5~2.5センチと小さめだが、カットすると空気に触れた表面がまるで血液のようにどす黒く変化する。
若いトマトは黄緑色だが、熟すに従い色が深緑からやがて赤褐色となり、最後にはとても硬くなる。新種認定されたのは最近だが、実際は50年前より地元では存在が知られていたようだ。
9. ザ・デビル・オーキッド (学名:Telipogon diabolicus、発見地:コロンビア)
発見と同時に絶滅危惧種に指定。花片が人間の指先程度の小さなランだが、クローズアップすると雄しべと雌しべが合わさった紫色の花弁中心部分(蕊柱)が、まるで悪魔の顔と頭部を彷彿させる形となっている。
コロンビアだけで3600種のランが存在しており、今後も新種発見が期待されている。
10. 摩訶不思議な“チュロス”型の深海生物 (学名:Xenoturbella churro、発見地:カリフォルニア沖)
深海3658メートルで発見された4種類の珍渦虫属(チンウズムシ)。写真のものは体長約10センチ。揚げ菓子のチュロスに似ている。体の4分の3を占める中空部が口腔の役割をしており、脳、エラ、目、じん臓、肛門を持たない無腸動物と近い発生型である。
研究者からは生物の進化を知る上で重要な生物とされ、原始における動物の進化の理解に役立つと注目されている。
参考:「Daily Mail」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊専門家が選んだ謎すぎる新種生物トップ10(2017年度版)! 414本足、4本生殖器、完全悪魔顔も… こんなの見たことない!!のページです。新種、絶滅危惧種、ネズミ、アリ、エイ、クモ、Maria Rosa.S、ムカデ、トマトなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで