トランプ政権のチーフサイエンティストがラジオで告白「時速8000kmのUFOに追跡された」! 空軍時代の衝撃体験とは?
■時速8000キロから急停止した
2014年にアイオワ州の上院議員に立候補したクロービス氏は地元のラジオ番組に出演した際、UFO目撃談を口にしていたことを地元紙「Des Moines Register」が当時記事にしていた。
「(F-16で飛行中に)レーダーは“それ”に固定されており、我々の技術では不可能な動きをしていたことをクロービス氏はラジオ番組で説明した。UFOは時速8000キロで向かってきたが彼にはどうすることもできなかった。その後“それ”は完全に空中で停止したと彼は言う。そして時速8000キロで引き返していったのだ」(「Des Moines Register」より)
この時にクロービス氏が目撃した“UFO”について、ほかのパイロットや隊員による目撃報告はなかったというが、クロービス氏はこのときのレーダー記録を上司に提出したという。そしてこの放送の日まで、この件について公に発言することはなかったようだ。
そのUFOがどのような形状であったのか、またこの日以外にも何度か目撃したことがあったのかなど、今からでも思わず質問したくなるような目撃談だが、はたして今後クロービス氏がさらに詳細にUFO目撃談を語る可能性があるのだろうか。
■クロービス氏は“UFO人材”なのか?
過去にクロービス氏がUFO目撃談を語っていたことが今回発覚したのだが、そもそもアメリカ国内で無数に報告されているUFO目撃談や未解決と思われるUFO現象の解明や、あるいはまだまだあるとされる政府の“極秘UFOファイル”の情報公開にクロービス氏は興味を持っているのだろうか。「Mysterious Universe」の記事ではこの点についてクロービス氏は“UFO人材”としてあまり期待できないことが指摘されている。
1985年に創設され2002年に米戦略軍に整理・統合された米宇宙軍に勤務していたクロービス氏は、監察官として宇宙空間での衛星通信、諜報、ミサイル警戒、紛争地域の気象システムなどのモニター活動を担当していた。いわばUFO現象に最も近いところにいたとも言えるのだが、宇宙軍の公式の記録にはUFOに関わる情報などはないということである。一度はUFO目撃談を語ったものの、クロービス氏はそのキャリアから見ればむしろUFOの“隠蔽側”である可能性も高い。
そして現在、クロービス氏が農務省のチーフサイエンティストに任命されている最大の理由は、クロービス氏が気候変動の否定論者だからであるという。ご存じの通り、トランプ政権になってからアメリカは気候変動対策の国際的枠組みである「パリ協定」から離脱している。
したがってクロービス氏がNASAや各種研究機関と密接な協力関係を築くとは考え難く、時折報告されるUFO現象の調査やこれまでのUFO情報の開示に興味を抱くとは考えにくい。それよりもまずは予算削減に取り組むことに手一杯であろうということだ。なんとも残念な(!?)な見通しとなったが、いつの日かクロービス氏の気が変わってパイロット時代に目撃したUFOの詳細を語る日が来ることに一縷の望みを託したい。
参考:「Mysterious Universe」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊トランプ政権のチーフサイエンティストがラジオで告白「時速8000kmのUFOに追跡された」! 空軍時代の衝撃体験とは?のページです。UFO、仲田しんじ、ドナルド・トランプ、レーダー、アメリカ空軍、F-16、サム・クロービス、パリ協定などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで