1月に事故死した早大教授に暗殺説! 友人証言「生前、不審な車に追跡された」「身の危険を感じてる」

 1月に事故死した大学教授に暗殺説が飛び交っている。実際にそんな疑いが生じるような警察の判断があったわけでもなく、これは教授が現政権に厳しいスタンスを取っていたことからそんな憶測が流れているようなのだが、そんな中で教授の友人が「事故を予見するような出来事があった」と話し、これまた周囲を困惑させている。

 亡くなったのは早稲田大学社会科学部の西原博史教授。警視庁の発表によると、1月22日の深夜、西原教授が東京都三鷹市の中央道上り線で、ワゴン車を運転中に中央分離帯に衝突する自損事故を起こし、車を止めて外に出ていたところ、後ろから来たトラックにはねられ、搬送先の病院で死亡したという。

 西原教授は憲法学が専門で、父親は元早大総長で刑法学者の西原春夫氏という超エリート。著書に『学校が「愛国心」を教えるとき』などがあり、国旗・国歌の義務化に反対し、政府の憲法改正にも強く反発していた。教授は過去のテレビ出演でこんな話をしている。

「憲法も法律も『将来、愚かな首相が権力を握って国民の生命をオモチャにしたりできないように、首相が自衛官を危険に晒す場面を限定しておく』ためにあります。その自覚を欠いた政権には、安全保障法制を提案する資格がありません。政治家は国民の人気取りに走って合理性のない決断をする危険があります」(テレビ朝日の報道番組より)

 さらに西原教授は憲法改正に反対するシンポジウムに参加していたほか、警察による盗撮・盗聴などにも反発し、共謀罪には「政府の敵を追い詰めるために乱用される恐れがある」と警鐘を鳴らしていた。それだけに教授の支持者からはかねてから「その“政府の敵”として認識され恐ろしいことが起きかねない」との声もあったほど。

 そんな中、教授の友人であるフリージャーナリストA氏は「西原教授が少し前に『運転中に不審な車に追跡された』とか『タイヤが不自然にパンクした』と言っていた」と話している。

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