「金星の雲に生命が存在する可能性」NASA研究者発表! 謎の黒いスポットに居住…やはり雲の中には何かいる!

「金星の雲に生命が存在する可能性」NASA研究者発表! 謎の黒いスポットに居住…やはり雲の中には何かいる!の画像1画像は「Astrobiology Magazine」より引用

 太陽から2番目に近い太陽系惑星「金星」。地球に似た惑星であることから、「地球の姉妹星」と呼ばれることもあるこの金星に生命が存在する可能性が浮上した。

 しかし、金星は太陽との距離の近さに加え、大量の二酸化炭素のため地表の平均温度が460度以上に達する灼熱の星だ。こんなところに生命が発生する可能性などあるのだろうか?

 オンライン科学誌「Astorobiology Magazine」(4月1日付)によると、驚いたことに、金星の大気上層を覆う二酸化硫黄の雲の中が生物の住処になっているというのだ。このことはNASA(アメリカ航空宇宙局)の研究者も認めているという。

 金星の雲に生命がいる可能性が指摘されたのは、2015年JAXAが打ち上げた金星探査機「あかつき」が撮影した金星の紫外線画像に、謎の黒いスポットが写っていたことに端を発する。ポーランド・ジェロナ・グラ大学のグルゼゴルズ・ソウィック教授によると、これは光吸収性を持つ地球のバクテリアに似た生物によって引き起こされているのではないかというのだ。たとえるなら湖や池に繁殖する藻、いわば、宇宙藻が金星の大気中に広がっているのではないかというわけだ。

 NASA研究員で米ウィスコンシン大学メディソン校の惑星科学者サンジェイ・リマイェ博士は、将来的にNASAが計画中の「Venus Atmospheric Maneuverable Platform(VAMP、金星大気操縦可能プラットフォーム)」から金星の雲を採取し、火星生命の有無を調査するとのことだ。

「地球には酸性の環境下で生き延びる生命が存在します。それらの生命は二酸化炭素を食べ、硫酸を生産しています」(リマイェ博士)

 過酷な環境をものともせず繁殖する微生物が地球にいるのなら、金星で似た生命が見つかってもおかしくないだろう。

 これまでトカナでは、雲に擬態するUFOや雲上に出現した謎の人影といった異様な光景を何度も報じてきたように、雲の中が異生物の住処になっている可能性は高い。そして、これは地球に限ったことではないのかもしれない。金星を特徴付けているのは地表をすっぽりと覆っている分厚い雲だ。この厚い雲のせいで地表の大気圧は地球の水深900mに匹敵するほど高く、また、金星に降り注ぐ太陽光の80%はこの雲に反射されてしまい、地表に届かない。このように、金星の生命にとっては地表よりも雲の方が生存に適していると言えるだろう。VAMPが実現すれば、微生物どころか、アッと驚くような生命体を発見できるかもしれない。

 これには理由がある。米・ペンシルベニア州立大学の天文学者であるジェイソン・ライト准教授が、おおよそ数十億年前、高度な技術力を持ったエイリアンが、地球・金星・火星に居住していたと主張していたり、1969年に英放送局「BBC2」が放送したドキュメンタリー番組「One Pair of Eyes」において、バーナード・バイロン氏が、宇宙人に教わったという「金星語」を披露し、英国の伝説的天文学者であるパトリック・ムーア卿を驚嘆させているからだ。

 いずれにしろ、全ては今後の金星探査によって明らかになることだろう。今後もリマイェ博士らの研究に注目だ。
(編集部)

参考:「Astrobiology Magazine」、「Daily Mail」、ほか

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