カナダ政府が「UFOの絵」が描かれた20ドル硬貨を発表! 同国で最も有名な「ファルコン湖UFO事件」がモチーフ!
■ファルコン湖事件
1967年5月20日の昼過ぎ、カナダ中部のマニトバ州ファルコン湖付近で趣味の鉱石標本探しをしていたステファン・ミシャラクさん(当時51歳)は、赤い光を放ちながら空に浮かぶ2つの不思議な物体を目撃した。
当時の証言によると、2つの物体は葉巻型で、地上から45メートルほどの高さに浮かんでいたという。やがて1機が平らな岩場に着陸したが、もう1機は空に浮かんだままだった。地上に降りた機体は、円盤のような形をしていた。ステファンさんは米軍の秘密実験機だと思い、物陰に隠れてスケッチした。
30分ほど経った後、ステファンさんは物体への接近を試みた。近づくにつれて温度が上がり、硫黄の臭いが漂い、モーター音と「シューっ」という空気の音が聞こえたという。
機体の側面のドアは開いており、中からは明るい光と話し声が聞こえてきた。ステファンさんは修理の手伝いを申し出ようと、思い切って声をかけた。だが、とたんに声は静かになり、ステファンさんは続けてポーランド語、ロシア語、ドイツ語で呼びかけたものの、返事は一切なかった。
証言によれば、機体は継ぎ目もない滑らかな金属製だったという。ステファンさんは岩を砕く際に使う保護メガネをかけ、ドアから内部を覗き込んだ。機内には光線やさまざまな色で点滅するパネルがあったが、人や生物の気配はなかった。
ステファンさんが中に入ろうとすると、突然3枚のパネルがスライドしてきて、ドアは閉じてしまった。しかも機体に手を触れてみたところ、はめていた手袋の指先が溶けてしまった。
そのとき、機体が急に反時計回りに回転し始めた。機体には格子状に穴の空いたパネルがあり、そこから吹き出した蒸気がステファンさんの胸部を直撃。吹き飛ばされたステファンさんの服と帽子は燃え上がり、服を脱いでいるわずかな間に物体はいなくなってしまったそうだ。
混乱と不快感に襲われ、ステファンさんは森の中をよろめき歩き、吐いた。なんとかホテルにたどり着き、それからバスでウィニペグの自宅へと戻った。ステファンさんの胸部と腹部には格子状のやけどが残っており、病院で治療を受けることとなった。彼はその後、数週間にわたり下痢や頭痛、失神や体重の減少といった症状に苦しむこととなった。
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2024.10.02 20:00心霊カナダ政府が「UFOの絵」が描かれた20ドル硬貨を発表! 同国で最も有名な「ファルコン湖UFO事件」がモチーフ!のページです。宇宙人、UFO、カナダ、ファルコン湖事件、記念硬貨、憲兵などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで