母の自殺、メンヘラ、心霊、寺の鐘…負の力を創作エネルギーに昇華する「岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展」がヤバすぎる!
2018.04.06 16:30
Ichiko Funai
他の入選作品も見てみよう。汚染をテーマに映像インスタレーションを見せるパリ在住のichiko Funai。
木暮 奈津子
ワタリドリ計画
くらげちゃんと名付けた海の生き物をモチーフとした人形700体を床に並べる木暮奈津子、スマートフォンを用いて和紙に神秘的な版画を施した橋本悠希、有刺鉄線の中に等身大の上半身だけの日本人像が並ぶ村上力、子供時代から大人になってからまでの創作物を自宅の部屋に見立てて陳列する室井悠輔、10年間に渡って日本全国を旅して展示活動も続けてきた女性2人組のワタリドリ計画など、どの作品も物量の多さと密度の濃さで圧倒してくる。それでも、今年のTARO賞の作品に共通するのは、ネガティブなものを創作を通じて跳ね返していこうという熱量だろう。
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2024.10.02 20:00心霊母の自殺、メンヘラ、心霊、寺の鐘…負の力を創作エネルギーに昇華する「岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)展」がヤバすぎる!のページです。アート、ケロッピー前田、岡本太郎、さいあくななちゃん、岡本太郎現代芸術賞などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで