2800年前の封印された地下拷問室で“謎の人骨”が出土! 性別、死因、屈葬の理由… 何もかも不明で不気味すぎる!=英

 イギリスの海辺にあるリゾート地で、2800年も前の謎の人骨が発掘されたと話題になっている。発見場所は、かつて拷問室だったと噂される地底洞窟だという。3月6日付の現地紙「Daily Mail」が報じている。

2800年前の封印された地下拷問室で謎の人骨が出土! 性別、死因、屈葬の理由… 何もかも不明で不気味すぎる!=英の画像1画像は「Daily Mail」より引用

■2800年前の奇妙な人骨

 奇妙な人骨が発見されたのは、イギリスの首都ロンドンの東に位置する海辺のリゾート地・マーゲイトの地下洞窟である。この地ではかつて石灰岩(白亜)の採掘が盛んで、地下からは今回の発見があった洞窟をはじめ、いくつかの洞窟が見つかっている。

 人骨はかつて地下の拷問室であったと噂されているマーゲイト洞窟(Margate Caves)から発見された。紀元前800年ごろのものと思われる人骨は、胎児のように体を丸めた状態で埋められていた。当時は火葬して灰を壺に収める埋葬法が普通で、このように屈葬されているケースは非常に珍しいという。人骨の性別や死因などは不明で、さらなる専門的な調査が行われる予定だ。

2800年前の封印された地下拷問室で謎の人骨が出土! 性別、死因、屈葬の理由… 何もかも不明で不気味すぎる!=英の画像2画像は「Daily Mail」より引用


■白亜の地下洞窟

 マーゲイトの洞窟群は17~18世紀初頭に石灰岩採掘によって掘り抜かれたと考えられている。時は流れ18世紀後半、この土地にフランシス・フォースターという男性が屋敷を建てた。伝承によれば、庭師の転落事故死がきっかけとなり洞窟は再発見されたそうだ。そしてフォースターは、真っ白な洞窟の壁に動物や狩猟の様子を鮮やかな色彩で描かせ、穴や通路を広げてワイン貯蔵庫として利用していたという。

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