全人類が「シリアルキラー遺伝子と爬虫類脳」を持っていることが判明! 殺人・強姦・死体愛好・食人は当たり前の欲求だった!

全人類が「シリアルキラー遺伝子と爬虫類脳」を持っていることが判明! 殺人・強姦・死体愛好・食人は当たり前の欲求だった!の画像1画像は「New York Post」より引用

 我々は全て潜在的な“連続殺人鬼”かもしれない……。「人を殺したいと思ったことは一度たりともない」とお怒りの品行方正な読者もいるかもしれないが、宿命ともいうべきその理由を知った後でもあなたは「自分には人殺しの要素は微塵もない!」と言い切ることができるだろうか?

 同書は、石器時代の人類の凶暴性から、レイプ・殺人・死体愛好・食人に関連付けられるオオカミ人間やヴァンパイア、そしてエド・ケンパーやジェフリー・ダーマーといった現代の殺人鬼を一つの線で結ぼうという野心的な試みだ。 米紙「New York Post」(8月13日付)が、歴史家で作家のカナダ人ピーター・ブロンスキー氏の新書『Sons of Cain: A History of Serial Killers from the Stone Age to the Present』(カインの息子たち:石器時代から現代に至るシリアルキラーの歴史)を紹介している。タイトルにある「カイン」とは、旧約聖書『創世記』に登場するアダムとイブの息子の名だ。カインは弟アベルを愛す神に嫉妬し、弟を亡き者にした殺人鬼である。ブロンスキー氏は、我々人類は全て殺人鬼の子孫であると同書のタイトルで主張しているわけだ。

 ここでブロンスキー氏が依拠するのは、米・イエール大学の神経学者ポール・マクリーン博士が提唱した「三位一体脳」である。これは脳は左右に分かれているのみならず、垂直方向に古い層から爬虫類脳(reptilian brain)である“脳幹”、哺乳類脳である“大脳辺縁系”、人間に特有の“大脳新皮質”に分かれているという学説だ。

 中でも最も原始的な爬虫類脳では「殺人衝動」や、「自己・種の保存行動」が引き起こされる。具体的には頭文字にFを持つ4つの行動、「Fleeing」(逃走)、「Fighting」(戦闘)、「Feeding」(食事)、「Fucking」(性交)がこれにあたる。

「石器時代の人類は食物が不足してくると、恐怖や怒りによって殺した相手と、食物奪取のために殺した相手、時には性交した相手を混同してしまっていました。困窮、戦闘、征服、飢饉の際に、我々の先祖は簡単に理性を失い、性的な攻撃性、食人、死体愛好といった本能の混ぜ合わせに陥っていたのです」(ブロンスキー氏)

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