無限エネルギーを供給する最強にクリーンな「核融合炉」、ついに実用化へ!? 25歳がCEOを務めるアグニ社が次世代発電を牽引!
■実用化には疑念の声も
最終的に成功が見込めれば、同社により既存の原子力発電所や化石燃料は時代遅れとなるはずだ。しかし、多くの人々は、今回の試みも例に漏れないと高を括っている。
1989年、米国の科学者であるマーティン・フライシュマンらは、常温下で核融合を起こす方法を発見したと主張した。
ところが、実際に結果を再現することはできずに、アメリカ物理学会により、主観的な誤解によって引き起こされる「病的科学」にすぎないと断じられたのだった。
このような過去の出来事を織り込みつつも、核融合炉を建設するための競争は激しさを増しており、アグニ社をはじめとした無数の企業が、実用的な手法の開発に力を注ぐ。
専門家によれば、核融合発電が現実のものとなるためには、さらに30年ほどの月日がかかると予想される。ただし、アグニ社の努力が形となり、タイミングが早まることも否定はできない。
薪から炭、炭から石炭、石炭から石油、石油から核分裂……。長い年月をおいて踏み越えられ、生活を激変させてきたエネルギーの歴史。人類はいままさに、核融合という名のステップへ、足をかけつつあるのかもしれない。
参考:「Express」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊無限エネルギーを供給する最強にクリーンな「核融合炉」、ついに実用化へ!? 25歳がCEOを務めるアグニ社が次世代発電を牽引!のページです。原発、太陽、フリーエネルギー、エコ、Forest、核融合、核分裂、ゼロ・エミッション、放射性廃棄物などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで