恐ろしすぎる「家宅侵入殺人事件」10選(後編)
【未解決事件】恐ろしすぎる「家宅侵入殺人事件」10選! 性的暴行、斧で一家惨殺、首切断も… 犯人野放し!
■オーチャードパークのアパートメント殺人(米国)
アリーズ・エレイン・ランキンは、ヒューストン南西部のオーチャードパークにあるアパートメントに住む33歳の秘書だった。1979年7月27日、同僚が彼女を部屋に迎えに行ったところ、ドアが半開きになっていたので中に入った。アリーズは足を縛られたうえ、性的暴行を受け、そして彼女の首は完全に切断されていた。
警察は、彼女の首がいったん床の上に置かれてから駐車場に運ばれ、その後殺人犯が車で持ち去ったことをはっきりと示す血の跡を見つけた。そして、彼女の頭部は二度と発見されなかった。
さらに同じアパートメントで別の事件が起きた。アリーズの死体が発見されてからちょうど2週間後の8月10日、その2階上に住む27歳のメアリー・マイケル・カルカッタが襲われた。彼女は激しく抵抗した様子だったが、性的暴行を受け、何十回も刺されて殺されていた。
そして第3の事件が起きた。メアリーの遺体が発見されたのと同じ日、26歳のドリス・リン・スレッドギルがヒューストン南西のタウンハウスで殺された。彼女は喉を切られ、首をほぼ切り落とされていた。
そして最後の事件が1979年10月3日に起きる。ドリスの家から少し離れた場所で、16歳のジョアン・ホフマンが自宅で、帽子をかぶった男に髪の毛を引っ張られてひきずられ、助けを求めているところを隣人に目撃された。銃声を聞いた隣人は警察を呼んだが、警察はジョアンの家には何の暴力の跡もなく、隣人の聞き間違いにされてしまった。
しかし翌日、射殺されたジョアンの遺体が自宅から6.5キロメートル離れた公園で発見された。そして彼女のボーイフレンドの18歳のロバート・スパンジェンバーガーも首を切断され、車のトランクの中で発見された。彼の頭部も今なお発見されていない。
この連続殺人は当時、非常に注目を集めたが、この事件は未解決のままで今日に至っている。
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