【未解決事件】恐ろしすぎる「家宅侵入殺人事件」10選! 性的暴行、斧で一家惨殺、首切断も… 犯人野放し!

■サザン・パシフィック鉄道の斧を持った殺人犯(米国)

 最初の事件は1911年1月にルイジアナ州レインで起きた。母親と3人の子どもが、ベッドの中で斧を使って殺されていた。次は2週間後、別の家で再び事件が起きた。5人家族が、レイネから少し離れたラファイエットで、同じく斧で殺害されていたのだ。3番目の殺人はテキサス州サンアントニオで、5人家族が皆殺しになっていた。

 その後にも殺人は続き、1911年1月から1912年4月の間に計6件の住宅で家族全員が斧で殺され、その被害者は49人にものぼった。

 この犯人の特徴として、凶器に斧を使っていること、夜中に家族の家に侵入することに加えて、全ての被害者家庭に共通していた要素があった。ターゲットにされた全ての家族は、異なる人種間の結婚(黒人と白人)をしていた。殺人犯は混血の人、または黒人男性と関係がある白人女性を標的としていたのだ。そして、全ての殺人現場はサザン・パシフィック鉄道沿いにあった。これで、なぜ殺人が650キロメートルも離れた場所で起きたのかが説明できる。

【未解決事件】恐ろしすぎる「家宅侵入殺人事件」10選! 性的暴行、斧で一家惨殺、首切断も… 犯人野放し!の画像5Listverse」の記事より

 当時、警察と黒人コミュニティ指導者たちは、犯人は「汚れた血」を持つ人々を殺すという狂った考えを持つ、黒人コミュニティの誰かであると考えた。殺人現場の1つに残された聖書から引用されたメモは、この考えをより強くさせた。

 人々は恐怖に慄き、斧(この時代、一般的によく家庭で使われていた)を使っている人全てが、疑いの眼で見られた。幾人かの人々が逮捕されたが、彼らが拘禁されている時にも殺人が続いた。

 一時期、警察と黒人コミュニティの指導者たちは、この殺人は「犠牲の教会」と呼ばれるブードゥー教と関係を持つ教会のメンバーによって、行われたのではないかと考えた。しかし、教会のメンバーは誰一人として起訴されなかった。

 1912年8月6日に再び狂った殺人鬼が動き始めた。その夜遅く、ジェームス・ダシエルという混血男性の妻が、自分の腕を切りつけられ、その激痛で目を覚ました。ダシエル夫人が叫び始めると、襲撃犯はその家から逃げ出した。ダシエル夫人は寝込みを襲われたので、犯人を全く見ていなかった。

 そしてなぜか、この事件はここでぷっつりと途絶える。犯人は見つからず、その後、類似の事件は起きていない。
(文=三橋ココ)


※ 前編はコチラ


参考:「Listverse」、「The True Crime Files」、「Morbid n’ Macabre」、「Coloradoan」、ほか

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