人間以外と結婚しちゃった8人！ 掛け布団、ジェットコースター、幽霊、シャンデリア… 深淵なる「対物性愛」の世界

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7. 恋愛ゲームのキャラクター

　ハンドルネーム「SAL9000」という日本人男性が、ビデオゲームの中の女性と結婚した。SAL9000氏は、ニンテンドーDSの恋愛ゲーム「ラブプラス」のヒロイン「姉ヶ崎寧々（あねがさきねね）」にプロポーズし、結婚した。

　東京での式は東京工業大学で行われ、本物の神父が取り仕切り、友人も列席したという。このゲームのキャラクターとの結婚はCNNにも取り上げられ、世界中に報道された。

8. ジェットコースター

　どの結婚にも浮き沈みはあるものだが、米国ニューヨーク出身のエイミー・ウルフの結婚生活のそれは、極端で激しいものだ。なぜなら、エイミーのお相手は遊園地のジェットコースターだからだ。

　彼女のお相手は、ペンシルベニア州の遊園地にある「1001 Nacht」と呼ばれるジェットコースターだが、エイミーの無生物に対する愛はジェットコースターが初めてではない。彼女はかつて模型宇宙船、そして今はなきワールドトレードセンター、階段の手すりを愛し、恋人関係を持っていたと説明する。

　これらの人々に「変人」というレッテルを貼るのは容易だ。しかし、「対物性愛（Object sexuality）」を持つ人は一定の数、存在するという。彼らは、人間や動物ではなく、建物や物に愛情を抱き、性的に惹きつけられるのだ。愛は千差万別で、そして深い。

（文＝三橋ココ）

※参考：「Mirror」、「The Sun」、「Irish Mirror」、ほか

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