ベネズエラ大使館が「米国の陰謀」に怒りの連続ツイート! 背景にはイルミナティVS抵抗勢力、第三次世界大戦か!?

 米国からの度重なる経済制裁により窮地に立たされている南米・ベネズエラ。混乱が続く中、今月21日、駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使館の公式ツイッターアカウントが、「#ベネズエラに手を出すな」というタグ付きで、米ドナルド・トランプ大統領を批難するツイートを連投した。

「人道支援を口実にした米国の対ベネズエラ軍事介入が差し迫っています。目的は石油です」(ベネズエラ大使館)

「ベネズエラに軍事侵攻しようとするトランプ氏の意図がここに見られます。今、『人道支援』が口実に使われようとしています」(同)

 米国のベネズエラ制裁、軍事介入、暫定大統領の擁立は全て、ベネズエラの石油を目的に行われていることは識者が方々で指摘しているが、軍事研究家の塩原逸郎氏によると、その背景には「イルミナティ vs. 反イルミナティ勢力」の対立構図があるという。今後のベネズエラ情勢を占う上でも、今一度、塩原氏のトカナ寄稿文をご覧頂きたい。

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――軍事研究家・塩原逸郎が緊急寄稿

 2019年初から混乱が続く南米ベネズエラ。1月23日には、同国政治家フアン・グアイド氏が暫定大統領への就任を宣言し、同国に大統領が2人存在するという異常事態に陥った。

ベネズエラ大使館が「米国の陰謀」に怒りの連続ツイート! 背景にはイルミナティVS抵抗勢力、第三次世界大戦か!?の画像1フアン・グアイド氏。画像は「BBC」より引用

 アメリカをはじめ欧米各国がグアイド暫定大統領を正当な大統領として承認する一方、中国やロシアは依然として従来の大統領、ニコラス・マドゥロ氏を承認し続け、ベネズエラを巡って今や世界は二分された状態にある。更には28日、ホワイトハウスでベネズエラ情勢の対応を説明していた米ボルトン大統領補佐官のノートに「米兵5000人をコロンビアに」との記述があった事が判明し、米軍が介入するのではないかとの憶測を呼んでいる。

 このような現在のベネズエラ情勢をどう見るべきだろうか? 筆者は、今のベネズエラをイルミナティ連合と反イルミナティ勢力が激突する戦場と捉えている。順を追って解説していきたい。

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