はびこる「健康神話7つ」の真偽を医学博士が判定! カルシウム不足、水分不足、チョコレート、洗剤… 衝撃事実が次々発覚!
■チョコレートを食べ過ぎるとニキビができる―偽
ニキビは10代頃から始まり、人によっては30代、40代まで続く。ニキビは皮膚の皮脂腺で起こるホルモンの相互効果によって起こる。高脂質の食事はさまざまな健康被害をもたらすが、ニキビの原因とはならない。
それに重度のニキビに対して処方される薬は脂質を多く含む食事とともに摂取した方が、吸収が良いそうだ。
■洗濯洗剤は湿疹の原因となる―偽
湿疹は肌が乾燥し、赤くなり、痒みを伴う。これは遺伝的な要素の組み合わせと環境によって起こる。
石鹸、洗剤、洗濯洗剤は皮膚につくと痒みを引き起こす。これは洗剤類に油を落とす特性があるからだ。とはいえ、服からしっかり洗剤を洗い流せば皮膚の痒みを避けることはできるという。
■爪の白い斑点はカルシウム不足が原因―偽
爪は爪の根元にあるネイルマトリックスで作られる。ネイルマトリックスが傷つくと爪の発育に問題が発生する。たとえば爪にできる白い斑点などがそれだ。もちろんカルシウムは爪の健康に重要ではあるが、爪が白くなるのはカルシウム不足のサインではないそうだ。
■太陽光は健康に良い―真・偽
太陽光には可視光線から不可視光線まで多種多様な波長を持つ光が含まれている。中でも紫外線B波は、骨の健康に欠かせないビタミンDを生産する上で重要だ。また、特殊な波長の紫外線は皮膚の炎症を抑える治療に使用される。
しかし、過剰な量の紫外線に皮膚が晒されると、皮膚細胞のDNAを傷つけガンの原因となる。日焼けしない程度に適度な日光浴をするのが良いとのことだ。
いかがだっただろうか? 1日に2Lの水を飲むと美肌になるという話は特によく知られているが、医学的な根拠がないというのは一部の人にとってはショックだったかもしれない。ブラウン博士によると、皮膚を健康に保つ秘訣は定期的に適度に顔を洗い、汚れを落とすことだという。あとは、健康な食事、適度な水分補給、太陽光に皮膚を晒しすぎないことに注意すれば良いそうだ。実にシンプル。さっそく今日から始めてみよう。
(編集部)
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2024.10.02 20:00心霊はびこる「健康神話7つ」の真偽を医学博士が判定! カルシウム不足、水分不足、チョコレート、洗剤… 衝撃事実が次々発覚!のページです。健康、ニキビ、爪、神話、チョコレート、皮膚、カルシウムなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで