西表島に残された高倉健の“隠れ家”に潜入! 無残な廃墟だが、ゴルフコースに謎が…!

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 すでに廃墟となっているリゾートホテルの前にクルマを横づけして、小高い丘から伸びている木々をかき分けながら階段を登り、2階部分にある玄関から中に入ると、いくつかの部屋の先に30畳くらいの広さの部屋があった。この部屋こそ、健さんが寝泊まりしていた寝室だった。寝室の窓際には、大人が3~4人寝ることができる木製の大型ベッドが残されていた。

 寝室の奥にあったのは、10畳くらいの広さがあるバスルームだ。バスルームの壁には、青い色のタイルがビッシリと貼られていた。そこからは、バブリーな匂いを感じた。バスタブや洗面台のノブには、金色に光るものが使われていたのだ。また、バスルームの奥には、15畳ほどの広さがあるキッチンがあった。そこには何も残されていなかったが、往時は、健さんがここで様々な料理を作っていたのだろうと想像することができた。

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 屋上に上がると、さらに驚かされることとなった。そこで見たものは、極上の景色。眼下には、眩いばかりのマリンブルーの海が拡がり、気持ちのいい潮風が吹き上がる。屋上に残されていたのはバーカウンターだ。健さんは、ワイングラスを片手に、紺碧の海を眺めながら至福のときを過ごしていたことだろう。

「健さんが泊まっていたのは、あのホテルでも一番高級な部屋だったよ。ホテルには、いくつかの部屋があったけど、他の部屋よりもずっと広くて内装も豪華だった。1泊ウン十万円したんじゃないかな。会員制だったから一般の客は泊まれないようになっていたね。大物俳優ともなると、やっぱり違うねぇ~。健さんは、名誉会員のような存在だったから、すべての施設を自由に使っていたよ。あそこには、あらゆる贅沢があったねぇ~!」(高級リゾートホテルの廃墟の近くに住む50代の男性)

 一度、クルマを置いたところに戻り、今度は、岬の方に続く道を歩いて行くと右手にゴルフコースが見えてきた。「オヤ!?」と思ったのは、このコースに雑草が生えていないことを知ったときだ。しばらくすると、小中学生がゴルフクラブを持ってやって来たので彼らに聞いてみると、彼らの父親が草刈りをしていることが分かった。健さんはこのゴルフコースでプレーを楽しんでいたことだろう。

 ゴルフ場のすぐ横の海側に残されていたのは、沖縄で見ることのできる琉球瓦が使われているコテージだ。ここは、一般の会員が泊まるための部屋やレストランなどがあった。すでにロビーやレストランの天井は、崩れ落ちていて荒れ放題となっていた。

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 地元の人たちの話によると、観光客は、この辺までやって来ることはないという。観光客は、西表島の東側にある観光コースを廻ると、石垣島に戻っていくのだ。このホテルは、西表島の北西部に建てられている、とても辺鄙なところにある。

 すべての日本人に愛されていた高倉健。西表島には、健さんが『隠れ家』として使っていた高級リゾートホテルの廃墟が残されている。もしかすると、この廃墟が健さんの『聖地』となる日が来るのかも知れない。

文・写真=小倉門司太郎

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