『平成狸合戦ぽんぽこ』の不思議なシンクロ、自殺したくなる『耳をすませば』…ジブリの都市伝説7!


■『千と千尋の神隠し』油屋は売春宿だった?

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画像は、『千と千尋の神隠し (通常版) [DVD]』(ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント)

 2001年公開の『千と千尋の神隠し』で主人公の少女・千尋が迷い込み、住み込みで働くことになった湯屋「油屋」。八百万の神々が集うこの不思議な施設はただの浴場ではなく遊郭、要するに売春宿であったといわれている。

 かつて日本では浴場が売春宿として機能しており、遣手婆と呼ばれる老婆が働き手である女たちの教育や管理、宿の運営を行っていた。女たちは本名を奪われ、より単純で呼びやすい名前を付けられたとされる。まさにこの映画のストーリーの通りだ。

 実際、監督の宮崎駿はこの説を認めているという。日本版『プレミア』の2001年6月21日号での『千と千尋』についてのインタビューで、どうして今回はこういう話にしたのかと質問された監督はこう答えている。

「今の世界として描くには何がいちばんふさわしいかと言えば、それは風俗産業だと思うんですよ。日本はすべて風俗産業みたいな社会になってるじゃないですか」現代の日本社会はセックス産業のようになっているとも発言しており、この映画は確かに売春の隠喩であるようだ。

 

■ポニョと宗介の未来の姿?

 ジブリアニメは基本的にそれぞれ独立した作品であるが、その中には作品間のつながりを示すような小ネタが多数仕込まれている。例えば『千と千尋の神隠し』には『となりのトトロ』のまっくろくろすけが出てくるし、『ハウルの動く城』には『天空の城ラピュタ』のパズーの姿が一瞬であるが映り込むという。『平成狸合戦ぽんぽこ』にも、『となりのトトロ』のトトロや『思ひでぽろぽろ』のタエ子、『魔女の宅急便』のキキや『紅の豚』のポルコまで、ちらりとうつっているのだ。

 2008年公開された『崖の上のポニョ』に登場する魚の子ポニョと5歳児の宗介、その未来の姿がスタジオジブリの別作品に描かれているのではないかと言われている。それは1989年公開の『魔女の宅急便』で主人公キキの居候先のパン屋のおソノ・フクオ夫妻である。人間になったポニョと宗介は成長後、恋に落ちて結婚し、移住してパン屋を開いたというのである。

『平成狸合戦ぽんぽこ』の不思議なシンクロ、自殺したくなる『耳をすませば』…ジブリの都市伝説7!の画像4画像は「Screen Rant」より引用

 この二作品以外にもスタジオジブリ作品にはつながりがあるといわれている。例えば『となりのトトロ』のまっくろくろすけが『千と千尋の神隠し』に登場していたなど。ファンにはたまらない小ネタが多数仕込まれているのだ。

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