令和時代の「お笑い」はどう変わるのか? 『教養としての平成お笑い史』著者・ラリー遠田
令和時代の「お笑い」はどう変わるのか? 『教養としての平成お笑い史』著者・ラリー遠田とキックの考える“未来のお笑い芸人”
2019.04.24 18:45
ラリー この本の編集者は平成生まれなんですけど、前半の話は「知らないことが多い」って言うんです。僕もそういう読者がいることは意識しているんですよ。さんまさんの離婚とか、たけしさんのバイク事故とか。あと、山田邦子さんとか上岡龍太郎さんは、若い世代だとそもそも存在をあんまり知らないから、そもそも誰なのかっていう話もしないといけない。
そういう人が読むと、今のお笑い界がこういうふうになっているルーツが分かって面白いっていうのはある思うんですよね。今でもテレビでたけし、さんま、松本っていう人たちが出ているけれど、この人たちはもともとどういう人だったんだ、って。
そういう意味では、キックさん、昭和生まれの僕らもすでに歴史になっている世代なんですよ。僕らのおじいちゃんが戦争に行ったときのことを語るみたいに、「昔、たけしさんがフライデー編集部に殴り込んだことがあってな……」っていうふうに語る立場になっているんです。
キック そうですね(笑)。
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2024.10.02 20:00心霊令和時代の「お笑い」はどう変わるのか? 『教養としての平成お笑い史』著者・ラリー遠田とキックの考える“未来のお笑い芸人”のページです。対談、キック、ラリー遠田、教養としての平成お笑い史などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
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