チュパカブラが家畜71頭の生き血を抜く事件発生! 胴体切断、巨大な影…チュパカブラの活動が活発化中=メキシコ
71頭もの家畜の血が抜かれる恐ろしい事件がメキシコで発生した。UMA「チュパカブラ」の目撃情報もあり、小さな田舎町が恐怖に陥っている。
ミステリーニュース「Mysterious Universe」によると、事件が起こったのはメキシコ・チワワ州にある農家。71頭もの家畜が血を抜かれた状態で発見されたという。
鋭い牙と爪を持つ謎の吸血生物チュパカブラは、1995年にプエルトリコの農場で初めて目撃されて以来、その噂は瞬く間に各国へと飛び火。わずか20年の間に、アメリカ大陸を代表するUMA(未確認生物)としての地位を確固たるものとした。これまでチュパカブラの出没報告は枚挙に暇がなく、正体についても諸説入り乱れているが、どれも決定打に欠け、人々を困惑させ続けている。
チュパカブラを日本語にすると、「ヤギ(カブラ)を吸う(チュパ)者」という意味になる。これはヤギや牛などの家畜の血が抜き取られていたことに由来する。今回の事件がチュパカブラの仕業だと思われているのもそのためだ。
地元住民のマルティネスさんによると、3月28日にも家畜が殺される事件が起こっており、20頭の羊が切断され、血を抜かれたという。さらにその1週間後にも出没し、目撃もされている。今度は2mのフェンスに囲まれていた鶏が狙ったそうだ。事件は朝になって発覚したが、前日の夜に夜警に出ていた人物が鶏小屋で大きな物音がするのを聞いていたという。その人物はマチェーテを携えて近づいて行ったそうだが、あまりにも巨大な影に慄き、そのまま退散したという。
地元警察は巨大な犬が犯人だと見ているとのことだが、マルティネスさんらは、「傷はジャガーに噛まれたような形だが、血が全部抜かれていた。そんなことができるのは普通の動物じゃない。20頭の羊の血をどうやって抜くんだ!?」と、警察の見解に懐疑的である。
今年2月には南米・ホンジュラスでチュパカブラが人間を殺害したと思しき事件も起こっている。何やら今年に入ってチュパカブラの活動が活発化している気配がある…いま中南米で何が起こっているのだろうか? 今後さらなる犠牲者が出ないことを祈るばかりだ。
参考:「Mysterious Universe」、ほか
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