モンサントが米政府と共同で「農薬の危険性」の報告を隠蔽していた! ベトナムも枯葉剤再訴訟へ… 農薬マフィアの闇とは!?
ベトナム戦争で米国はダイオキシン類が含まれ強い毒性を持つ「枯葉剤」を散布した。それによる健康被害は今なお続いており、これまでに300万人以上が腫瘍、発疹、神経症はもちろんのこと先天性欠損症として体の一部が無い、2足歩行ができなくなった。
こうした状況の中、「RT」(4月20日付)はベトナムがオレンジ剤(枯葉剤)の被害者の賠償を、供給元の「モンサント」社に求める意向だと報じている。枯葉剤により身体的ダメージを受けた人たちで構成されている人権団体VAVA(ベトナム枯葉剤被害者協会)は、すでに米裁判所に裁判の再開を求める訴状を送付しているそうだ。
しかし、アメリカ側はVAVAの要求に正面から応じることはないだろう。先日トカナでもお伝えしたように、枯葉剤製造に参加した当時のモンサント社員からの内部告発により、いかに当時の米軍が枯葉剤の人的被害に無関心であったか暴露されている。さらにいまだにアメリカ政府は「現地住民の健康被害は、全くの想定外だった」とシラを切り続けている始末だ。
そして、こうしたモンサントと米政府の共犯関係は同社の主力商品「ラウンドアップ」についても言えるのだ。「Care2」(4月18日付)によると、モンサントは「アメリカ合衆国保護庁(EPA)」に取り入り、ラウンドアップの危険性を公表するのを差し控えるよう要求していたのだという。さらに情報自由法に則り入手された資料によると、EPAはモンサントの要求を飲むだけでなく、逐一状況を報告までしていたという。
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