眠気で大地震発生は予知できることが判明! メカニズムも歴然、“地震前兆体感者”たちよ、今こそ立ち上がれ!
■極めて多い潜在的体感者、その声を聞け!
では他の人々も同じような経験をしているのかと、ネット上で検索してみると、2018年6月18日、大阪府北部地震の発生直後にYahoo!知恵袋で、「地震の前に変な眠気が来ます。同じような方々をこちらでお見かけし、私だけではないのだなと」という投稿があった。投稿者は、地震が大きいほど眠気が強く、期間も長くなる傾向があると書いている。回答欄には、同地震の3週間前や4~5日前から眠気があったというユーザーも数人現れた。
そこで筆者は、「体感する」と主張する人々のうち、地震前に睡魔に襲われる人がどのくらいいるのか、インスタグラムとフェイスブックで尋ねてみた。すると、該当者が予想以上に多いことがわかった。以下、フェイスブックに寄せられた体感者たちの回答を示す。
・ 女性:私は地震発生の前後3日以内に異様に強い眠気に襲われます。
・ 女性:3.11の時は異常な眠気。目が覚めない眠気でした。
・ 男性(東京):僕の場合は強烈な眠気の2〜3日後がピーク(地震)のようです。
・ 女性(九州):異常な眠気から6時間以内に大きめの地震や噴火が起きてます。今も睡魔で一時間寝てしまい、目が覚めて30分もしないうちに奄美大島北東沖M5.5がありました。
・ 女性(関東):睡魔があるときは、私も近ければ6時間以内です。今日の昼時も眠かったのですが、奄美が揺れてました。
・ 女性(関東):強い眠気で、今までのケースを振り返ると約10時間前後です。
・ 女性:まだ検証中ですが、海外も含めて大き目の地震がある前は、睡眠異常になるパターンが多く、1週間前~2日前がピークです。
・ 女性(九州):私は大体酷い眠気がきて1〜2日後に震度4~5の地震がきてます!
その他、インスタグラムでも同様の声は多く、今月14~15日頃には症状を訴える声がたくさん届けられたが、これは15日14時24分に奄美大島北東沖で起きたM5.5、最大震度3の地震に対応する症状だったのかもしれない。だいたい地震発生の数週間~数時間前に眠気を覚えるようだ。
■やはり電磁波が異常な眠気を引き起こすのか!?
このように、異様な眠気はもはや著しい「体感」であると言えそうだ。大阪大学名誉教授・池谷元伺氏(故人)は、地震の前兆現象について地下の岩石破壊によって生じるパルス電磁波によるものと考えた。そうであるならば、前兆現象は自分の居場所から震源までの距離が近くなるほど、あるいは地震の規模が大きくなるほど強くなるはずだ。だが筆者の経験上、眠気に限っては、(海外を含め)遠方で発生する大地震の前にのみ起きるのだ。その理由は不明だが、池谷氏によると、パルス電磁波は大気の上層部である電離層で反射して地上に戻るため、数百km離れた場所にも伝わることがあるらしい。
病院などで体の断層画像を撮影するMRIというシステムがあるが、この装置で検査を受ける時に異様に眠くなると主張する人々は多い。また、労働安全衛生総合研究所が、MR検査に従事する技術者などを対象として電磁波の影響を調べるアンケートを実施したところ、検査時に頭痛、耳鳴り、そして(睡眠不足でもないのに)不意の眠気に襲われるという回答が少なくなかった。これらが地震の「体感」と同じ症状である点は特筆に値する。
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2024.10.02 20:00心霊眠気で大地震発生は予知できることが判明! メカニズムも歴然、“地震前兆体感者”たちよ、今こそ立ち上がれ!のページです。予知、百瀬直也、頭痛、MRI、気象庁、日向灘、電磁波、地震、耳鳴り、体感、眠気などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで