「宇宙人はいない」ロシア人大富豪が支援する“宇宙探査”でまさかの結果! 電波干渉でシグナルが隠された可能性!

 地球外生命体と人類の邂逅は近いのだろうか――。最新の研究では、残念なことに我々の手の届く範囲には生命がまったく存在しないことが報告されている。人類は限りなく”ひとりぼっち”に近いというのだ。

■巨額の宇宙探査プロジェクトの出鼻がくじかれる

 SETI(地球外知的生命体探査)をはじめとして、地球外生命体、地球外文明を探求する試みが各方面から行われているが、残念ながら今のところその成果は上がっていない。今後さらに“しらみつぶし”に探していけば生命や文明の痕跡が見つかる日が来るのだろうか。

 しかしながら先日発表された研究は、多くの“夢とロマン”を打ち砕く内容だ。1300もの地球近傍天体を調べ上げたところ、生命のいる気配はまったくなかったというのだ。

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「Live Science」の記事より

 米カリフォルニア大学バークレー校をはじめとする研究チームが6月に論文投稿サイト「arXiv.org」で公開した研究論文では、電波と光を用いて地球外生命体を探査する「ブレイクスルー・リッスン(The Breakthrough Listen)」の研究結果を報告している。

「紛れもなく何もありません。きわめて強力な送信装置で私たちに接触を図ろうとしているような超先進的な文明はありませんでした」と研究を主導した宇宙物理学者、ダニー・プライス氏は科学系メディア「Live Science」に話している。

 ブレイクスルー・リッスンは資産家であるロシア系イスラエル人のユーリ・ミルナー氏が10年間で1億ドル(約108億円)を拠出する大がかりな宇宙探査プロジェクトなのだが、その壮大な野望は出鼻をくじかれた格好になってしまった。

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画像は「The Astrophysical Journal」より

 この残念な結果についてプライス氏は、いくつかの説明ができると話している。探査に用いた電波(1.10~3.45GHz)が適切な周波数ではなかった可能性、地球からの電波干渉によって地球外文明からのシグナルが隠されてしまった可能性などを指摘しているのだ。

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