絶対ヤレる… かもしれない都内の超穴場デートスポットを暴露! 入場料たった100円で触れるディープな世界に村田らむも悶絶!
館内はクーラー効いてるし、トイレはキレイだし、座り心地が良いソファがいくつもあるので、ただ座ってしゃべっている人たちも多かった。都民の憩いの場になっているのかもしれない。
ちなみにさすが『たばこと塩の博物館』だけあって、館内には3カ所のキレイな喫煙所が用意されていた。さすが専売特許で稼いできた会社だけあって、ニコチン中毒のクズたちにも優しいのだ。
そして肝心なのは、展示物である。こういう企業系の博物館ってたいてい面白くないじゃん? って思うかもしれないが、なかなかよくできていた。
ただ面白いだけではなく、トカナチックな話も結構出てくるのでお楽しみに。
5階建てのビルで、1Fがエントランスとミュージアムショップ、2Fが常設展示室『塩の世界』と特別展用の展示室、3Fが常設展示室『たばこの歴史と文化』、コレクション・ギャラリー、視聴覚ホール、4Fが図書閲覧室、5Fが多目的スペース、になっている。
まずは2Fの『塩の世界』に入った。
渋谷にあった時と比べ、かなり洗練された展示になっている。
まず入って一番目立つところには、ポーランドの『聖キンガ礼拝堂』の岩塩彫刻が再現してある。これは13世紀の伝説が元になっている。
ハンガリーの王女キンガ姫はポーランド王との結婚が気乗りしなかったので、ハンガリーの国内の岩塩坑に婚約指輪を捨ててからポーランドに嫁いでいった(嫌な女だこと)。
そして10年後、ポーランドの首都クラクフ郊外のヴィエリチカ村で、捨てたはずの婚約指輪が見つかった。
理由があると考えたギンガ王妃は、ヴィエリチカの地中を掘るプロジェクトをスタートさせた。すると、地下にとても大きい岩塩床が見つかった……という伝説である。ほらちょっとトカナっぽいエピソードである。
ちなみに、婚約指輪を捨てられた当時のポーランド最高権威者ボレスワフ5世は純潔公と呼ばれている。
ギンガ姫は信仰に篤く、純潔を守りたいという一心で、結婚した後もセックスすることはなかった。ボレスワフ5世も同じく信仰に篤かったので、嫁以外の人とセックスすることなど考えもしなかったそうだ。つまりは童貞チェリーボーイ公なのである。純潔とかって、馬鹿にされてんぞボレさん。
ボレスワフ5世は何度も
「セックスしよう」
と持ちかけたのだが、キンガ姫は頑として言うことを聞かなかったそうだ。
岩塩床を発見しただけあって、夫の性欲には塩対応だったというオチなんである。お後がよろしいようで。
ちなみにキンガ姫の像の横にはポーランドの巨大な岩塩(1.4トン)も展示してあった。
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2024.10.02 20:00心霊絶対ヤレる… かもしれない都内の超穴場デートスポットを暴露! 入場料たった100円で触れるディープな世界に村田らむも悶絶!のページです。塩、太平洋戦争、村田らむ、ポーランド、博物館、マヤ文明、童貞、たばこ、たばこと塩の博物館、デートスポット、ヤンキーなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで