元農水次官の長男刺殺事件だけではない! 引きこもりの息子に「仕事をしなさい」
元農水次官の長男刺殺事件だけではない! 引きこもりの息子に「仕事をしなさい」と声を掛けたら…“川崎殺傷事件”が招いた負の連鎖
先月28日に起きた“川崎殺傷事件“に続き、今度は元農林水産省事務次官が、引きこもりの息子を包丁で殺害する事件が起きた。今月1日の午後3時40分ごろ、東京都練馬区早宮の住宅で「息子を刺し殺した」と110番があり、警視庁練馬署員が駆け付けたところ、1階和室で男性が倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。殺人容疑で逮捕されたのは元農林水産省事務次官の熊沢英昭容疑者(76)。
事務方トップにまで上り詰めたエリートで、現役時代はBSE(牛海綿状脳症)問題の対応に当たっていた。亡くなったのは熊沢容疑者の息子で無職の英一郎さん(44)。同容疑者は妻と英一郎さんの3人暮らしで、警察官の到着時、妻は不在だった。
警察の調べに熊沢容疑者は息子から日常的に暴力を受け「命の危険を感じた」と供述。事件の数時間前、英一郎さんは近所の小学校であった運動会の音に対し「うるさい」と腹を立てていたという。同容疑者は川崎の事件を念頭に「周囲に迷惑を掛けられなかった」と供述。凶暴な息子が小学生を襲撃する前に、自分で落とし前をつけようと考えたのか――。
亡くなった英一郎さんは2011年7月からツイッターを開始。「あの本名、熊澤英一郎と申しまして元事務次官の愚息であります。凄い人でしょw 国家レベルの人なんですw」と親に七光りを惜しげもなく披露したり、「勝手に親の都合で産んだんだから死ぬ最期の1秒まで子供に責任を持てと言いたいんだ私は」と、自分の境遇を親の転嫁するような発言もしていた。また、オンラインゲーム「ドラゴンクエストⅩ」に没頭する名物ユーザーでもあり、ログインしたまま父親に殺されたため、ゲーム内では「ステラ」の名前でいまも存在。悪ノリした他ユーザーが「ステラ(英一郎さん)」を囲み、蘇生の呪文「ザオラル」を唱えまくる“祭り”が開催される事態となっている。
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