イーロン・マスク「2050年までに人口減少、国連試算は間違い」! 世界的超高齢化社会+気候変動で人類滅亡確定!
■2050年に人類文明が終焉へと向かう
同じく“2050年”で話題になっているのが、オーストラリアのシンクタンクが先ごろ発表した暗澹たるレポートだ。今後30年の気候変動によって、人類文明が終焉へと向かうかもしれないというのだ。
豪・メルボルンにあるシンクタンク「Breakthrough-National Center for Climate Restoration」が2019年5月に発表したレポートでは、人類が気候危機を止めるためのアクションを直ちに起こさない限り、食料生産の不安定性、水不足、そして極端な気候という最悪の組み合わせによって、世界規模の社会的崩壊をもたらす可能性があると警告を発している。
レポートによるひとつの恐ろしいシナリオでは、世界各国が代替エネルギー探しに手をこまねいているせいで、2050年までに温室効果ガスなどによって平均気温が3度上昇するという。
気温上昇により永久凍土が広範囲にわたって消滅し、世界最大のカーボンオフセットの1つであるアマゾンの熱帯雨林は枯れ果て、地球はこれまで以上の灼熱地獄と、生命の生存に厳しい諸条件が交互に到来する負のスパイラルに突入するということだ。
「世界の陸地面積の35%、世界の人口の55%が、年間20日以上の致命的な灼熱地獄にさらされます。これは人間の生存可能性の限界を超えています」と研究チームは説明している。
そして干ばつ、洪水、山火事が定期的に土地を荒廃させ、世界の陸地の約3分の1が砂漠になり、世界中のサンゴ礁、熱帯雨林地帯、北極の氷床などをはじめ生態系全体が崩壊するということだ。世界の熱帯地方は気候変動による打撃を最も受け、地域の農業が破壊され、10億人以上の難民を生み出してしまうのである。
これらの行き着く先は「完全な混乱」であり、おそらく「私たちが理解している人類文明の終わり」であるとレポートは締めくくられている。
人口問題も重大な懸念事項だが、2050年には人類が滅亡に向かうのかどうかが判明するとすれば、それこそ恐ろしい限りだ。化石燃料に頼らない持続可能な社会を目指す取り組みに“待ったなし”が告げられていることは間違いない。
参考:「Business Insider」、「Futurism」、「Live Science」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊イーロン・マスク「2050年までに人口減少、国連試算は間違い」! 世界的超高齢化社会+気候変動で人類滅亡確定!のページです。人類滅亡、仲田しんじ、イーロン・マスク、文明、地球温暖化、気候変動、世界人口などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで