1万2000年前の東アジアにも“長頭人”がいたことが新判明!やはり宇宙人の影響か… 世界各地で驚きの“共通属性”が明らかに!
■頭蓋骨を“整形”している者は特別な存在
「意図的な頭蓋骨の“整形”が東アジアで最初に現れて他の場所に広がったのか、それともそれぞれの場所で独自に発生したのかを判断するのは時期尚早です」と研究チームの古人類学者、チェン・ワン氏は語る。
また研究チームによれば、今回発掘された長い頭蓋骨はこれまでのどの場所で発掘されたものよりも、長期間にわたって維持されてきた風習であると考えられるということだ。
世界各地で行われていたこの頭の“整形”には大きく分けて3つのタイプがあるという。その3つとは扁平型、円形、円錐形である。今回発掘された頭蓋骨は円錐形ということになるだろう。
“整形”のポイントは頭蓋骨が柔らかい乳幼児期のなるべく早い時期に行うことで、硬くて平らな板で頭を挟んで固定したり、頭に布をきつく巻きつけ圧迫することで変形させていたと考えられるという。
「私たちは、すべての人が意図的な頭蓋“整形”の兆候を持っているわけではないことに気付きました。それはこの集団の中で選択的で意図的な文化的行動であるかもしれないことを示しています」と研究チームは言及している。つまり頭蓋骨を“整形”している者は特別な存在であるということになる。
「これらすべてのエビデンスは、共同体の中で意図的な頭蓋骨“整形”が、特定の個人に対してのみ実施されている一種の文化的な慣行であることを示しています。この文化的慣行の選択的な基準と意味はまだ明らかになっていませんが、おそらく一族への所属や社会経済的アイデンティティを明確に区別することが頭蓋骨“整形”の主な理由であるはずです」(研究論文より)
この「Houtaomuga遺跡」と世界各地の同時代の発掘物を比較することが重要となるため、さらなる調査・研究の進展が望まれている。
いずれにしても、人種や文化も異なる世界各地で、特定の時期に“長頭人”が多発的に出現していたという事実には大きな謎が残される。太古の昔、やはり圧倒的知性を具えた地球外生命体が地球に降り立っており、彼らを崇めるために人類は自ら頭を変形させたのではないのか…… そんな可能性も完全には否定できないはずだ。
参考:「Daily Mail」、「Science Alert」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊1万2000年前の東アジアにも“長頭人”がいたことが新判明!やはり宇宙人の影響か… 世界各地で驚きの“共通属性”が明らかに!のページです。セレブ、整形、エイリアン、仲田しんじ、習俗、長頭人、頭蓋骨伸長などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで