鳥の卵は卵同士で会話していることが判明! サイキックだったのか… 衝撃の理由とは?

 暖かくなると鳥たちが巣の中で卵を温める光景をしばしば目にする。最近の研究によると、親鳥の鳴き声は卵の中のヒナにも届いており、その情報から孵化するタイミングを見計らっているらしいことが明らかになった。さらに驚くべきことに、卵の中のヒナは同じ巣にいるきょうだいとコミュニケーションまで取っているというのだ。科学ニュース「Science Alert」が今月22日付で報じている。

・ We Just Learned Baby Birds Communicate With Each Other From Inside Unhatched Eggs

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キアシセグロカモメ氏。画像は「Wikipedia」より引用

 卵の中からのコミュニケーション——このユニークな問題に取り組んだのは、スペインのビーゴ大学で行動生態学を研究するジョセ・ノゲラ氏らである。ノゲラ氏らはスペイン西部沖サルボラ島にある野生のキアシセグロカモメ(Larus michahellis)のコロニーから卵を持ち出し、近くの施設で実験を行った。

 卵は3個ずつ5列に並べられて孵卵器に入れられた。1列にある3つの卵のうち、あらかじめ決められた2個は1日4回外に出され、その間、孵卵器の中では親鳥の警告の鳴き声を模したビープ音が流される。音が止んだら外に出した卵を元に戻す。孵卵器は6台用意されたが、ビープ音が流れるのはそのうち3台で、残りは比較対照群ではずっと静かなままだ。

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画像は「Science Alert」より引用

 すると、ビープ音の流れる孵卵器の卵では、静かな環境に置かれた卵よりもゆらゆら振動する傾向が現れた。さらに孵化するまでの時間も長くなっており、その傾向は警告音中外に出されていて音を聞いていないはずの2個の卵でも同様だったのだ。

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