8月10日の朝(日の出前)は水星を観測するチャンス! 生涯見ることができない人多数の“水星”を見よう!
2019.08.09 17:00
水星を観察するなら今がチャンスだ。8月10日付近の夜明けごろ、東北東の低空に、うっすらとその姿を見ることができるかもしれない。
太陽系の一番内側を回っている水星は、太陽に近いこともあって観測が難しい惑星として古くから知られており、地動説で有名な天文学者コペルニクスも「生涯一度も水星を観測できなかった」と死の床で嘆いたと言われている。
そんな水星を見るチャンスが、年に数度ある。
見かけ上、水星が太陽から最も離れる時期を東方最大離角(とうほうさいだいりかく)、西方最大離角(せいほうさいだいりかく)と呼ぶ。前者の時は夕方に、後者の時は明け方に水星が現れる。8月10日は西方最大離角の日であり、日の出(東京では4時56分)より少し前の白み始めた東の空の非常に低い場所に、水星はその姿を見せるだろう。
かのコペルニクスも生涯見ることができなかったという水星を、機会があればぜひ観測に挑んでほしい。
参考:「Astro Arts」「国立天文台」
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