隕石の爆破で落下回避は無理だった! 重力により破片がすぐに再結集するとシミュレーションで判明!

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画像は「YouTube」より引用

 先月25日、直径130mほどの小惑星が地球近傍を通過した。衝突すれば1つの街を壊滅に追いやるほどの威力を持つ小惑星だったが、天文学者がその存在に気づいたのは最接近のわずか数日前だったという。衝突しなかったから良かったものの、地球と月の距離の5分の1の距離を通過するという冷や汗の出る状況だった。

 NASAの惑星保護管であるリンゼイ・ジョンソン氏によると、地球との衝突軌道にある小惑星の軌道を変更する技術の開発には、まず軌道変更用の宇宙船を製作するのに数年、さらにそれを標的となる小惑星に到達させるのに数年かかるため、少なくとも10年前には衝突危険のある小惑星を検知しなくてはならないという。

 衝突が数日前に分かったところで、今の人類に成す術はほとんど残されていない。唯一あり得るとすれば、SF映画『アルマゲドン』のように、核兵器で小惑星を爆破するという荒技だが、どうやら小惑星を首尾よく爆破しても人類に未来はないようだ。

■小惑星を爆破しても重力で破片が再結集

 英紙「The Independent」(3月4日付)によると、爆破したところで小惑星はバラバラにはならないことが最新の研究で判明したという。

・「ASTEROIDS ARE MUCH HARDER TO BLOW UP IN ORDER TO SAVE EARTH THAN WE HAD THOUGHT, SCIENTISTS WARN」(The Independent)

「大きければ大きいものほど亀裂がある可能性が高いので、壊しやすいと考えられてきましたが、小惑星は我々の想定よりも強く、完全に粉々にするには想像以上のエネルギーが必要だと分かりました」

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