「重力もダークマターも実在しない」ヴァーリンデの重力仮説が100年ぶりの物理学革命へ! 全てはエントロピーなのだ!

 アインシュタインは約100年前に特殊相対性理論及び一般相対性理論を発表し、物理学の常識を一新した。彼の名は専門分野を超えて、今や天才的科学者の代名詞にもなっているが、遂に彼に比肩する天才科学者が現れた。

 オランダ・アムステルダム大学のエリック・ヴァーリンデ教授は、アインシュタインの重力理解は完全に間違っている上、謎の暗黒物質ダークマターも存在しないとし、100年続いた物理学の基礎理解を真っ向から否定している。

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ヴァーリンデ教授。画像は「Big Think」より引用

「ヴァーリンデの重力仮説」は、重力を基礎的な力と見なさず、エントロピーによって創発された力だと考える。ちょうど、熱が物質の運動に付随した現象であるように、重力も他の基礎的な物質の活動に付随している“現象”だというわけだ。

 物理学の標準モデルでは、世界は4つの基礎的な要素(重力、電磁気力、弱い力、強い力)で構成されているとされるが、何年もの間このモデルでは説明できない現象がなおざりにされてきた。たとえば、最良の理論である一般相対性理論をもってしても重力そのものやダークマターを完全に説明できていない。

 ヴァーリンデの重力仮説は2009年の発表当初はあまりにも大胆な仮説のため学会からは好意的に受け止められなかったが、2016年にオランダ・ライデン大学の研究チームが、同仮説が実証データでも一致することを裏付け、世界に衝撃が走った

 研究チームは、恒星や銀河などが発する光が、途中にある天体などの重力によって曲げられたり、その結果として複数の経路を通過する光が集まるために明るく見えたりする現象である「重力レンズ」を観察。そこで得られた3万個以上の銀河における重力の分布を、「アインシュタインの理論(ダークマターモデル)」と、「ヴァーリンデの重力仮説」から導き出した重力の分布予測と比較したところ、両者ともに観測結果と一致したそうだ。

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