トカナ > 日本 > 大麻自由化のジャンヌダルク高樹沙耶と、カリスマジャンキー石丸元章が「参院選」を語る！

そろそろ大麻と参議院選を本気で語ろう！自由化のジャンヌダルク高樹沙耶と、カリスマジャンキー石丸元章が徹底対談

2019.08.29 18:00

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★イベント情報★「トカナ」presents 連載対談生トークスペシャル決定！
出演/ 高樹沙耶、石丸元章(ゴンゾ作家) ゲスト/ 高野政所(DJ) 日時: 9月7日土曜日 15時〜18時。場所: 両国RRR （JR両国駅から10分) 入場料: 1500円＋D
・詳細はコチラ→http://rrr666.net/schedule

　大麻自由化の闘士高樹沙耶とライター石丸元章が、大麻をめぐる医療、政治、行政、ビジネス、世界の動き、司法の動向……について対話をする、好評連載・大麻を巡る対話。<前編はこちら>

　今回は――2016年に医療用大麻の解禁を訴えて国政に打って出た経験を持つ高樹沙耶と、1996年の地方選挙に覚醒剤の神様のお告げで立候補してしまった石丸元章が、先の参議院選の結果を、独自の大麻史観で分析した。

●徳川宗家が立憲民主党支持だったとは！

石丸　自分が注目していた候補は、徳川宗家第19代後継者の徳川家広さんですね。そんじょそこらの自称末裔じゃないですよ。正統派子孫。徳川家はてっきり自民党だと持っていたけど、なんと立憲民主党支持だった。

高樹　静岡選挙区でしたよね。わたしの実家が浜松なので気になっておりました。

石丸　家広さんが住んでいるのは、徳川財団がある東京だけど、静岡＝駿府は家康ゆかりの地。ところが完全に落選。ネットで選挙活動を見たんですが、街頭演説が上手でしたよ。家康も関ヶ原にあたって、あんなふうに人の心をつかんだのかなあ、と思ったのだけれど、残念！　自民党から出なかったのは、長州出身の安倍総理とお友達にならなかったからかな。

高樹　立憲民主党から立候補したのは、なんでなのかな。

石丸　徳川さんの主張はーー原発反対、憲法改正反対、選択的夫婦別姓・同性婚賛成。自民党とは水が合わないんでしょうね。ところで、徳川家は大麻はどうなんですかね。「戦国武将たちは、茶室でアヘンを吸っていたんじゃないか」「秀吉の末期はアヘン中毒だったのではないか」という説もあるし。

高樹　当時の大名や戦国武将は“アヘン中毒”ではなくて、“大麻愛好家”だったのでは？　と思っています。千利休の築いた茶道って、実はお茶を愉しむだけの文化では無くて、大麻草を嗜む為に作られた作法でもあったのではないかと……。

　だって、刀を脇に置いてに小さな入り口から入っていく茶室とかディズニーの“It’s a スモールワールド”。帯刀せずにピースな感じで大麻草を楽しむ為に造られた殿様自慢の“キメ部屋”って感じがするし、道具へのこだわりとか茶室には宇宙があるとか、チョコンと小さな和菓子を苦いお茶と一緒に少しずつ楽しむなんて、大麻を吸って、マンチーの状況でおもいついたとしか思えない。

　何よりも茶道ではお茶を誘う時には『一服どうですか？』って言うじゃない。だから茶道ってただのお茶を飲む為の儀式や作法では無くて、殺し合いの戦国時代に嫌気がさした武将の中から生み出された戦争回避のための実利的な手段として発達したのでは？　平和を望む戦国武将はアヘン中毒ではなくて、大麻愛好家で、それを覚醒剤気質の織田信長が“タラタラしてないで殺しあえっ！”って千利休を殺しちゃったんじゃないかと……。

石丸　ははは、大胆な大麻史観です。確かに家康のルックスは、おっとりした大麻系ですよね。ちなみに「鳴かぬなら殺してしまう」信長は覚醒剤ぽい性格です。その時代まだ覚醒剤はないですけどね。ところで本多とか井伊といった譜代大名家は駆け付けたんですかね。歴史ファンとしては、祖先のよしみで政治献金くらいして欲しいと思うけれども。