『クレイジージャーニー』で大反響! ケロッピー前田が語るメキシコ身体改造シーンの全貌!
『クレイジージャーニー』で大反響! ケロッピー前田が語るメキシコ身体改造シーンの全貌! 医療用メスの魔術師ルーカス・スピラの最新情報も!
――ラスさん、また会いたいです! ところで、ケロッピーさんが以前、メキシコで体験したスカリフィケーションについて、もっと詳しく聞きたいです。
ケロッピー「メキシコで身体改造の四天王、マリアを取材したあと、ちょうど最終日に身体改造のパーティがあると言うから行ってみたんだ。その場所は、身体改造アーティストのルーカス・トレスの大きな店だった。そう、彼もスピラと同じルーカスという名前だと言ってたよ。その日は、ルーカスの誕生日でもあって、夜にはルーカスを仲間たちが吊り下げるボディサスペンションの実演もあるという話だった」
――そうなんですね。
ケロッピー「夜の実演まではかなり時間があるので、ルーカスにスカリフィケーションについて質問していたら、その場で施術してくれることとなったんだよね」
――やる気マンマンですね!
ケロッピー「すぐに準備をするからベッドに横になっていろと言われて、彼は一旦裏手に隠れてしまったんだ。これから何が始まるのだろうかと思って待っていると、白装束に仮面をつけたルーカスが現れ、ベッドの横に座ると、呪文のようなものを唱え始めたんだよ」
――ヤバいじゃないですか!
ケロッピー「それは、メキシコ流の儀式的なスカリフィケーションだった。皮膚に下描きすることなくいきなり切り始めたので、出来上がるまでそんな図柄に仕上がるのかはわからなかったしね。で、施術の終了間際になると音楽が奏でられ、観客も周囲に集まってきて、作品完成の瞬間を見守った。最後も呪文によって締めくくられたんだ」
――すごい貴重な体験じゃないですか。メキシコならではの。
ケロッピー「メキシコの古代文明の時代には、神々と対話するためには、血を捧げる必要があるといわれているんだ。もっと多くの血が必要になると、生贄を捧げていたわけだけど。メキシコで体験したスカリフィケーションは、そんな神聖な儀式を現代的に模倣したものだった」
――なんの柄ですか?
ケロッピー「ぼくの右腕の内側に3センチ程度、中央に目がついた心臓が刻まれたんだ。いまもぷっくりと盛り上がっているよ」
――おーっ。
ケロッピー「おまえは、よくわかっているなと、褒めてもらったよ」
――ほーほー。
ケロッピー「ぼくは、儀式を素直に受け入れていたからね。その後、パーティは真夜中まで続いて、ルーカスは椅子に座ったポーズ(チェア)で吊られたよ。2メートル四方のキューブと呼ばれる吊り具を用いてね」
――道具とか、しっかりと揃っているんですね。そのあとにファイヤーダンスもあったんですね。
ケロッピー「そうそう、小さなお祭りでした(笑)」
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2024.10.02 20:00心霊『クレイジージャーニー』で大反響! ケロッピー前田が語るメキシコ身体改造シーンの全貌! 医療用メスの魔術師ルーカス・スピラの最新情報も!のページです。身体改造、ケロッピー前田、クレイジージャーニーなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで