ジャンクフードとポテチばかり食べていた17歳少年が失明! 偏食生活で神経損傷… 聴覚も異常に!
視力障害のあらゆる原因が検査されたが、最終的に少年は「栄養性視神経障害、または栄養不足に起因する視神経の障害」と診断された。栄養性視神経障害は薬物や食事の吸収不良、食事不足、アルコールの濫用などによって引き起こされる可能性があると言うが、少年を診た医師によると「先進国で純粋に食事だけが原因で起こることは稀」だという。
ビタミンB12は神経や細胞を健康に保つ働きがあり、欠乏すると貧血や筋力低下、疲労などの症状が起きる。動物性食品に含まれるため、よほど極端な菜食主義や消化器官に異常でもない限り、通常の食事から十分な量を摂取できる。
初期であれば栄養状態の改善により視力回復する可能性もあったというが、残念ながら少年はすでに手遅れになっていた。しかし、栄養補助食品の摂取でそれ以上の視力低下は抑えられているそうだ。
食べ物の好き嫌いがある子供など珍しくない。しかし、この少年のように極端な好き嫌いは摂食障害の一種である「回避・制限性食物摂取症」の恐れがあり、場合によっては精神的なケアが必要であるという。少年もカウンセリングを受けることになったそうだ。
ジャンクフードばかり食べている人は珍しくないが、体重の増加や血圧の上昇と異なり、栄養障害を判断するのはなかなか難しいという。いつも同じものばかり食べている人や、好き嫌いが激しい人ほど、様々な食品をバランスよく食べる努力が必要ということなのだろう。
参考:「Live Science」、「Science Alert」、「Annals of Internal Medicine」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊ジャンクフードとポテチばかり食べていた17歳少年が失明! 偏食生活で神経損傷… 聴覚も異常に!のページです。英国、少年、ジャンクフード、失明、偏食、視力障害、フライドポテトなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで