「鶏肉はがんリスクを高める」オックスフォード大の研究結果に衝撃広がる! 消費量と発症率に相関、ヘルシーではない可能性
■チキンは揚げ物にされる割合が高い
研究ではまた、鶏肉などの白身肉を食べることと、男性の悪性メラノーマおよび前立腺がんのリスク増加との関連も突き止められている。
前立腺がんは、精液に含まれる液体の一部を生成し男性の利尿をコントロールする前立腺に影響を与える。男性の間で最も一般的ながんで、早期に発見されれば治療は可能である。
一方、メラノーマはメラニン色素を作り出すメラノサイトががん化したもので、皮膚がんの中で最も深刻なものの1つだ。日光や日焼けベッド(サイト)で紫外線に当たることでもこの発現リスクは高まる。
メラノーマの最初の兆候として、既存のほくろが変化したり、新しい色素が発生したり、皮膚の異常な成長などがある。
研究者らは、さらなる研究によって、チキンの摂取と前立腺がん、非ホジキンリンパ腫との有意の関連性をより詳細に明らかにすることができると言及している。
鶏ムネ肉は確かにヘルシー食材としても認識されているが、一方で他の肉よりもフライドチキンやから揚げなど、揚げ物として消費される割合も高い。これまでの研究でも揚げ物の発がんリスクを示唆している報告もある。したがって“犯人”は鶏肉ではなく、揚げ物である可能性もあり予断を許さないだろう。関連する今後の研究にも注目したい。
参考:「Daily Mail」、「Tech Times」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊「鶏肉はがんリスクを高める」オックスフォード大の研究結果に衝撃広がる! 消費量と発症率に相関、ヘルシーではない可能性のページです。健康、がん、鶏肉、仲田しんじ、チキン、食生活、発がん性物質、食肉産業などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで