「鶏肉はがんリスクを高める」オックスフォード大の研究結果に衝撃広がる! 消費量と発症率に相関、ヘルシーではない可能性
「サラダチキン」のブームもあり、高タンパク低脂肪の鶏肉の人気は衰える気配はないが、ここに来て気になる最新の研究が報告されている。チキンの食習慣と特定のがんに有意な関係が認められるというのだ。

■鶏肉摂取とがん発症に強い関係
牛肉などの“赤身肉”が健康に及ぼす悪影響が広く懸念され、また牛肉生産における大量の二酸化炭素排出も地球温暖化の一因になっていることから、牛肉の“オルタナティブ”としての鶏肉にますます注目が集まっている。特に鶏ムネ肉は高タンパク低脂肪の健康食材としての評価も定まってきているのはご存じの通りだ。
しかし健康のために鶏肉を食べている人には見過ごせない最新の研究が届けられている。英・オックスフォード大学の研究チームが8月に「Journal of Epidemiology and Community Health」で発表した研究では、鶏肉を多く食べる者にがんのリスクが高まることが報告されているのだ。
研究チームは中年のイギリス人47万5000人の健康診断と食習慣のデータを2006年から2014年の8年間、追跡調査した。そして残念なことに2016年以降、調査対象者の約2万3000人ががんと診断されている。
収集したデータを分析した結果、食生活におけるチキンの消費と、悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫)、リンパ系に由来するがん、免疫機能の低下との関連を発見したのである。

非ホジキンリンパ腫の腫瘍は、リンパ球と呼ばれる白血球の一種から増殖する。痛みの症状はないが頸部、脇の下、鼠径部のリンパ節に腫れが見られ、持続性の疲労、腹痛または腫れ、発熱、寝汗、原因不明の体重減少、胸の痛みおよび呼吸障害を特徴とする。今回の発表は“ヘルシー食材”としてのチキンの認識を覆しかねない驚きの研究結果と言えるだろう。
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