「木星に行った」と主張する人々が後を絶たない理由とは? 神聖な宇宙人に遭遇、空は黄色と紫色!

■体外離脱で木星に行った男

 チャールズはUFOで宇宙を旅したが、精神体のみで旅したと主張する人々もいる。インドのモナール・ボヤーはその一人で、1975〜1977年にアストラル・プロジェクションという方法(詳しくはこちらの記事)を使って体外離脱し、木星や火星に行ったとレポートしている。

 モナールの証言によれば、木星の空は黄色と紫色で、紫色の分厚い雲が急速に発達したりあっという間に消えてしまったりと不思議な光景を見たという。月は複数あって一度に5、6個が空に浮かび、同時に4つの満月が見えたこともあったそうだ。

 また、火星に行った時には存在した地面に立っているという感覚がなく、空に浮かんでいるような感じがしたという。探しても水はなく、生命も他のアストラル体も全くいない場所だったとのことだ。

 モナールの証言は当時インド中で話題になり、現地新聞でも報じられたという。

 ちなみに、米国の著名な透視能力者インゴ・スワンも同時期に木星をリモートビューイングしている(詳しくはこちら)。彼もまた木星の環を見たと証言しており、その正しさは前述したボイジャー1号の観測で証明されたのである。

「木星に行った」と主張する人々が後を絶たない理由とは? 神聖な宇宙人に遭遇、空は黄色と紫色!の画像4
インゴ・スワン。画像は「Daily Grail」より引用

 この代表的な2つのエピソード以外にも、木星に行ったと主張する人々の話はあとをたたない。なぜ、木星は注目されるのだろうか。

 木星は太陽系最大の惑星であり、古くから観測され、信仰の対象にされてきた。この神秘性に人は惹かれるのだろうか、それとも火星ほど調査されていないところがいいのだろうか。

 木星ではないが、先日、トランプ大統領も木星の第二衛星・エウロパの探査に重点を置くべきだと発言した。エウロパは現在、人類が探査可能な範囲内で最も生命体が存在する確率が高いからである。もちろん、この地球外生命体の捜索の延長線上にはエイリアンの発見が期待されている。木星の周囲から何か“エイリアン信号”のようなものが発せられているのかもしれない。

 公式に人類が木星に向かう日はまだまだ遠いだろうが、これからも木星に「旅する」人々はきっと現れるだろう。

参考:「Mysterious Universe」「Historic Mysteries」「Wikipedia」ほか

TOCANA編集部

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