第三次世界大戦は4年前から始まっていた! 各国の現状からひも解く恐怖の未来、20年後に大変なことに…!?
香港では、中国が不満分子を潰すための逃亡犯条例改正案に猛反発が起こり、数カ月にわたって大混乱を引き起こしたが、デモの背後にはアメリカのCIAが暗躍したとの説を一部の中国メディアが書いている。1989年の天安門事件の直後、中国当局に追われた民主化運動のリーダーたちの海外逃亡を支援したのはCIAや英秘密情報部のMI6だった話や、2004年、英国のスパイとなっていた香港人3名が逮捕された事件もあった。香港の自由をイデオロギーとした騒乱に米英が関与を強めれば、紛争は国境を超える。事実、台湾では中国派と香港派、どちらを支持するかで大学内でのケンカ騒ぎまで起こり始めている。
ヨーロッパでは移民問題が資本主義と共産主義の対立に代わる新たなイデオロギー戦争を起こしつつある。ブレグジット(イギリスのEU離脱)に揺れるイギリスも複数の地域からなる連合王国として、近年はイングランド、スコットランド、ウェールズなどで独立を求める動きもあった。宗教的にも地域により国教会、カトリックと宗教的な違いも根底にあり、住民抗争に発展している。これら各地の紛争が全体にリンクしたときには既に時遅し、後で振り返って見たときに「2015年ごろにはとっくに世界大戦の始まりに入っていたんだな」と気付く可能性もあるのだ。
イスラム教徒のエジプト人ジャーナリスト、ムハマド・ハムザ氏はこう語る。
「自覚のない世界大戦の中では、むしろ北朝鮮のような独裁国家の方が安全かもしれない」
「行けば常時ガイドという名の監視役が付いて、犯罪に巻き込まれることがないんですから。自由が制限されている国の方が安全になってしまうのが今後の世界大戦だとしたら、皮肉としか言いようがない」
ハムザ氏は外務省の色分け、「20年後には大半がレベル3以上になっているだろう」と予測している。
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2024.10.02 20:00心霊第三次世界大戦は4年前から始まっていた! 各国の現状からひも解く恐怖の未来、20年後に大変なことに…!?のページです。CIA、アルカイダ、治安、紛争、テロリスト、宗教戦争、青山智樹、第三次世界大戦などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで