小惑星「アポフィス」が10年以内に地球衝突へ、科学者が警告! 地球を切り裂き、数百万人が“即消滅”… 落下地点も特定!
NASAの見解に反し、地球近傍小惑星の1つである「アポフィス」は地球に衝突すると主張を繰り広げる専門家がいる。北海と黒海の間に衝突したアポフィスは地表を切り裂き、大量のガスを発生させて地球に大惨事をもたらすというのだ。
■アポフィスが北海と黒海の間に激突
2004年に発見された地球近傍小惑星であるアポフィス(99942 Apophis)は地球軌道のすぐ外側から金星軌道付近までの楕円軌道を323日かけて公転している。幅約340メートルほどの岩の塊で、質量は7200万トンと推定されている。
かつてのNASAの説明では、アポフィスは向こう10年以内に地球に最接近するものの、衝突することはないとしている。
しかしこのNASAの見解に異を唱えているのが自称、リサーチサイエンティストであるマイケル・ホーン氏だ。ホーン氏はこの小惑星が実際に北海と黒海の間のどこかに衝突すると主張している。北海と黒海の間はヨーロッパ大陸本土のちょうど中心部だ。
衝突したアポフィスは地球に“切り込み”を入れ、何百万人もの人々の命を奪う可能性のあるガスを放出するとホーン氏は確信している。
「2つのことを話します。小惑星の大衝突と、衝突による特定の影響についてです。我々の研究では、衝突場所は北海と黒海の間であり、イギリスからそれほど遠くありません」(マイケル・ホーン氏)
アポフィスの地球衝突とその後の影響をわかりやすく視覚的に説明するためにホーン氏はコミック形式でこの情報をネット上に公開している。
「アポフィスの場合、具体的には北海と黒海の間の地域に落ちます。海に落ちても陸に落ちても地殻にひびが入ります。それは大量のガスの放出を引き起こし、小惑星を地球の破片もろとも宇宙空間へと投げ返します」(マイケル・ホーン氏)
地球近傍惑星・アポフィスの地球衝突を断言するホーン氏だが、墜落場所は特定しているものの、その時期についての言及はない。一説では2029年という主張もあるのだが、ホーン氏の発言がNASAの見解に反応したものであればやはり10年以内ということになるのかもしれない。
■“核の冬”がやってくる
アポフィスが衝突したエリアは灼熱地獄に見舞われるという。
「これは火の災を意味し、何百万人もの人々がすぐさま消滅するほどの、すさまじい灼熱地獄になります。その後、衝突の影響はおそらく全世界に及ぶでしょう」(マイケル・ホーン氏)
この衝突の影響で世界中の空が厚いばい煙に覆いつくされ、日光が完全に遮られて気温が低下し、いわゆる“核の冬”に近い現象が引き起こされるのだ。
「引き起こされるすべてのことは、巨大な物体が凄まじい速度で大気圏に突入し、真っ赤に焼けて地表に激突することに起因しています。北海と黒海の間に落ちても、ほかの場所に落ちたとしても、必ずや大惨事になりますが、誰もそれを目撃したくはないでしょう」(マイケル・ホーン氏)
ヨーロッパ大陸のど真ん中に墜落し、地球に大惨事をもたらすというアポフィスの動向に注意を怠ることはできない。
参考:「Express」、ほか
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